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2 あの微笑みを 記憶

明日への歌

作詞 T



明日 続く 君の 声が響いていた

今日は 君の 声が 届いていない


だけど僕たちは忘れはしないよ

君が生きていたという

真実


君を救うただそれだけで

生きている証を刻むよ


僕は僕の道を

進むよ

翌日、学校へ向かおうとすると、聡香が家の前にいた。

「迎えに来たよ。」

「あぁ、ありがとう。」

というわけで、聡香と一緒に学校へ向かう。

他愛のない話をしてるとあっというまに着いた。

そして一番に和紀に話し掛けられた。

「楓と何かあったか?」

「いや、べつに。」

「楓があんな嬉しそうに話してたのは久しぶりだったから気になっただけだから、あんま気にかけないでな。」

「おう。」

…一体何なんだ。




そんなのはすぐに忘れて授業に集中。そして放課後、

この学校は男女どちらもできるスポーツということで、バスケ部しかないので、それに入部した。

そして、今日は部活はないので、すぐに帰ることにした。




家に帰って思い出す。

「欲しい物があったら、遠慮せず言えよ。」

って、真に言われたから今度何か貰おう。

そんな事を考えているうちに寝てしまった。




翌日、僕は聡香に気になった事を聞いた。

「神童って誰?」

「楓ちゃんの事?」

「違う、僕に似てるらしい人の事だよ。」

「そんなの聞いてどうしたいの?」

「いいだろ、べつに。」

「人には忘れたい記憶が誰しもあるの。だからそれは、龍ヶ島の住民に聞いてはいけないよ。」

と言い、僕を残して駆け足で学校へと、聡香は行ってしまった。




その時、慎は仲間外れのような感覚を覚えた。



学校でほかの人に神童について聞いても教えてもらえない。

まさか、重大な秘密でもあるのか?

僕は、その変な不安を明るさで消した。

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