〜少女との幸せライフ〜
「あっ」「おひょっ」「うひっ」森に生えていた薬草を潰したものを少女が体に塗ってくれていた。「いちいち変な声を出すな!」「だって火傷が染みるんですよ。あなたが俺ごと燃やしたんですからね!」「うるさいわねぇあんたがスライムで変なことしてるからでしょ?」「襲われてたんだ!」誤解は解けていなかったようだ。
「そういえばあなたの名前を聞いてませんでしたね」
「変態に名乗る名前など無いわ!」俺は嫌われているのかと少し落ち込んでいたら、「…マリア」少女がボソッと喋った。「え?」「だからマリアよ!」「おぉ!素敵な名前だね!」マリアの顔は赤くなっていた「あんたも名前教えなさいよ通報するから」「いや辞めてくれよ!」「だったら早く教えなさいよ!」照れてる表情がすごいかわいい「秋斗」「アキト?」「そう。それが俺の名前」
「珍しい名前ね」「そうだなこの世界では珍しいかもな」「あんたやっぱり頭おかしいわね」またバカにされた。
服が皮膚に当たり痛かったが捕まるよりはマシだと思い我慢した。「てかパンツは買ってくれなかったんですか?」「男の下着屋に入れる訳無いでしょ!」また顔を赤くした。どうやら恥ずかし屋さんらしい「だけど俺ノーパンですよ?」「我慢しなさい!」恥ずかしがってるかわいい。「くすぐったいです」「じゃあ街で買ってあげるからそうゆうこと言わない!」「やったー!ありがとうございます!」めっちゃ好きだわこの子。