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〜初めての戦闘ライフ〜
5分くらい土下座しただろうか「よく分からない謝り方だけど誠意は伝わったから通報はしないであげる」「本当ですか!?ありがとうございます!」少女に弱みを握られてしまった俺は立場が逆転した。すると少女が
「あんたはここに居なさい。私が服を買って来てあげる」「良いんですか!?」「良いも何も服が無ければ生活出来ないでしょ」「そうですよね。本当にありがとうございます!」ここでしばらく待ってろと言われた俺はとりあえず聖剣を隠せそうな葉っぱを探した。
突然スライムが現れた。俺は殴りかかったが、柔らかいので攻撃は全て受け流されてしまった。「おいおい嘘だろ俺はスライムにも負けるのか?」異世界に召喚されたんだからあの女神様は俺に特殊能力をつけたりしてくれてないのかと思ったが今は目の前のスライムに精一杯だった。
少女が買い物袋を持って帰ってくる頃には俺はスライムに体を覆われ、もう少しで窒息するところだった。
「あんたそうゆう趣味があるの?」「た…たす..け..て」
「フレイム」俺はスライムごと燃やされた。
全身やけどした。