ゲーマーが青春語ってみた
俺はゲーマーだ。断言しよう。俺はゲーマーだ。周りからは、
「お前自称ゲーマーだろ。何がゲーマーだよ。ゲーマー舐めてるだろ」
と言われる。俺はその度に
「ゲーマーだよ!」
と答えるが、結局跳ね除けられてしまう。
何故か。なぜなのだろうか。俺は自分なりに
「なぜ自分がゲーマーとして認められないのか」を考えた。
俺はもう大人だ。だが、大学には行ってない。大学には行けなかった。なんでかって?俺はゲーマーになる道を選んだからさ。俺はゲームを自分の仕事にしたかった。だから大学に行かない道を選んだのさ。
みんなからは
「その選択が間違ってんだよ!」
と言われるが、たしかに今こうして考えてみるとそうかもしれない。
確かに、ゲーマーというのは、大学を卒業してからでもできる。大学の期間は自分の才能を見つける期間だ、なんて事も言われてるくらいだ。俺は今こうしてゲーマーになる道をえらんだ事を少し悔いている。大学に行かないのは、
「お金がなかった」
「勉強が出来なかった」
など、色んな理由がある。俺はその条件はすべて満たしていた。勉強も大学に入れるくらいにはできた。両親のお金もしっかり大学に行ける分あった。これ以外にも沢山の「大学に行けない理由」ってのは沢山あるが、俺はそういうのも基本は全て満たしていた。俺は逃げただけだったんだ。
今思うと、俺が「ゲーマー」ってのは、ちょっと違うと思う。確かに俺はゲーマーになりたかったが、大学から逃げているようじゃ、とてもゲーマーの苦悩には耐えられないだろう。俺が言いたいのはそれだけだ。
青春ってのは、ただの綺麗事だ。楽しくて綺麗なのなんて、ほんの一部の人達と、アニメだけさ。
捻くれてる俺の見解だとな。俺はもちろんずっとゲーマーを目指してたからそんな青春望んでなかったさ。とりあえずゲームができれば良かったんだ。でも、今考えると、授業中にずっと頭の中でゲームシミュレーションしてるのはダメだな。。。
流石に先生の話や親の話は聞いておいた方がいい。
これは本当だ。俺は先生が言っていたのがチラッと聞こえただけだが、
「子供の時代、ってのは、自分の特技や、才能を見つける時期だと思うんだ。サボらずにやってれば将来必ずそれが報われる」
って言ってたのを鮮明に覚えている。
まぁ、それでもっとゲーマーになろうって志したんだけどな。でも、本当にそうだと思う。青春ってのは特技や才能を見つける時期で、しっかりやっておけば、その分将来自分の好きな事に専念できる。
子供の短い二○年ほどを楽しむか、その後の数十年を楽しむか、それだけの違いだ。と俺は思う。
子供のうちに楽しみたい人は子供のうちに存分に楽しんでおけばいい。だけど、そんな人ほとんどいないだろう。楽しむんだったら長い期間楽しみたい。でも、そうなりたいんなら、しっかり学校に通ってる間は頑張るべきだ。というのが俺の意見だ。
俺はどうすればいいんだ。。。