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9月2日のSHR  作者: パルーム
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日常〜2〜

5年前、父が死んだ。アル中の父の死はあけっけなかった。大好きなビール片手に駅のホームから落ちたらしい…悲しさは何もなかった。アル中の父が死んで私は普通の人になれると思ったからだ。

何度酒を買いに行かされただろうか。

何度補導されただろうか。

何度殴られただろうか。

何度殺そうとしただろか。

こんな事から解放されると思った。

けど…違った。

可哀想な親子!このレッテルは私やお母さんを苦しめた。私はこの時に気付いていたのかもしれない。

人は手を差し伸べる事をしたない。自分は関係ないと一線を引くと…

なのに私は手を差し伸ばして欲しいと望んでしまった。苦しむ事も知らずに…


また私も見て見ぬふりをしていたのかもしれない。自分の良い様に捉えていただけかもしれない

いや…

捉えていたんだ!

それが人なんだ!自分の思い通りに書き換えて自分の思い通りにことを進める!それが人間だ!


人はこんなに悲しい生き物なんだ…

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