幼少期、出会い
「お父さん! お母さん! 早く! 早く!」
4、5才の女の子がお父さんとお母さんと一緒にやって来た。
「待ちなさい! コケるわよ! もう、アンジーったら!? ブラピ! あなたからも何か言ってよ!」
「子供は元気な方がいい。それに俺は95クエストを達成した。あと5つで最強のハリウッドのハリウッドが手に入るんだ。」
ブラピはアンジーが生まれてからもクエストを続けていた。
「はい、はい、お好きにどうぞ。」
クリスティーナは呆れていた。
「おお! ブラピ! クリス! よく来たね!」
「シスター!」
ブラピ夫婦をデミ教皇が迎える。
「この子がアンジーかい?」
「そうよ。アンジー、ご挨拶しなさい。」
「アンジーです。お父さんとお母さんがお世話になりました。どうもありがとうございます。」
「あら? お父さんとお母さんに似なかったんだね。」
「どういう意味よ?」
アンジーは意外と礼儀正しかった。
「それにしても不思議だね。この子と同じくらい小さかったブラピとクリスがお親になるんだからね。私も年を取るはずだよ。私が教皇で、あんたたちが貴族だもんね。」
「羨ましいわ。魔女はシミとシワができなくて。」
魔女の見た目は美しいままである。
「お父さん! お母さん! 教会で遊んでくるね!」
「気をつけるのよ!」
アンジーは親元を離れて遊びに行った。
「んん? 誰かいる?」
教会には男の子が一人で祈りを捧げていた。
「神様、仏様、バース様。どうかお父さんとお母さんに会えますように。」
男の子の名前はマイケル。彼はハリウッド修道院捨て子第一号で、修道院で育ち、実の両親に会ったことがない。
「う!? 眩しい!?」
その時、神々しい光を放ちながら天界から神ルシファーが姿を現す。
「我が子ながら、イケメンに育ったわ。母親って良いものね。子供の成長が暇つぶしになる。」
育児放棄をしても自分の子供がカワイイ生みの親のルシファーであった。しかしルシファーの声は人間である息子には聞こえない。
「め、女神様!?」
眩しい神の光に目を背けたマイケルは、アンジーを見つける。
「女神?」
「そうです! あなたは僕の女神さまに違いない! 僕は一生あなたをお守りします!」
マイケルには、教会で神々しい光が輝く中で出会った、小さくて可愛いアンジーが女神に見えたのだった。
「はい。」
ニコッと訳も分からず素直にほほ笑むアンジー。
「この子、将来、女ったらしになるわね。」
子供の将来を心配するルシファーであった。
つづく。




