アテーナー探検隊
「じゃあ、クリスティーナ。行ってくるわ。あなたの出産祝いの品を発掘してくるからね。」
「がんばってね。期待して待ってるわよ。」
遂にアテーナー探検隊が始動する。隊員は元神、元天使ばかりだ。
「ブラピ、あなたも行けばいいのに。」
「俺にはクエストがある。あと7クエストでクエスト100を達成できるんだ。探検なんかしている場合ではない。」
ブラピの信念はブレることはない。
「それにあいつらは直ぐに帰って来るぞ。」
「なんでそんなことが分かるのよ?」
「クエスト90達成報酬特別スキル、未来予知だ。」
ブラピは世界で1番強い男にレベルアップしていた。
「いくぞ! アテーナー探検隊! 出発だ!」
隊長アテーナー。やる気満々。
「美しい宝石をゲットするぞ!」
隊員アプロディーテ。きれいな宝石目当て。
「狩りまくるぞ! 希少動物どもめ!」
隊員アルテミス。狩りができれば何でもいい。
「取ってくれたら3枚にさばきますよ。」
隊員ミカエル。元大天使。神の裁きから魚の3枚さばきの料理人に天職。
「神や英霊の魂を甦らしてやる。」
隊員ガブリエル。元天使。死者の魂を復活させることができないので、霊媒師のイタコ止まり。イタコとはシャーマンの一種である。
「懐中電灯、チャッカマンOK。」
隊員ウリエル。元天使。神の炎よ神の光を人間風にアレンジ。人間の道具、文明開化の素晴らしさ。
「ああー!? 救急箱を持ったのに、中身が入ってなかった!? 包帯はどこにあるの!? 絆創膏は!? 消毒液!? 眼帯!? 浣腸はどこ!?」
隊員ラファエル。元天使。回復専用だったので人間界でも看護師をする。しかし人間としての技術力、看護能力は未知数。
「こんなメンバーで大丈夫なのだろうか?」
「不安だ。出発したのにハリウッド修道院の敷地から出れない。」
隊員ヘーパイストスとサイクロプス。鍛冶屋のための鉱物・素材の探検家でもある。
「アテーナー隊長! 質問があります!」
「なんだ?」
「探検におやつはいくらまで持っていっていいんですか?」
「300円までだ。消費税は税別だ。」
「お腹が空いて毒キノコを食べたらどうしましょう?」
「毒消し草を使うか、死ね。」
「お家に帰りたくなったらどうすればいいですか?」
「ホームシックか・・・・・・知るか!?」
永遠に隊長に質問は続く。
「私たちだけで行こうか。」
「そうですね。そうしましょう。」
ヘーパイストスとサイクロプス脱退。
「正解は、直ぐに帰って来るじゃなくて、出発できないね。」
まあ、1話1000字だから、こんなものである。
つづく。




