おめでた
「ブラピー!!!」
ハリウッド城でブラピの剣圧のために死にかけたクリスティーナがハリウッド孤児院に戻ってきた。
「早かったな。ハリウッド城は楽しかったか?」
ブラピのクエストをやるという信念は揺るがない。
「あんたね! 危険なんだから剣を振りまくるな! 私はあなたの剣圧のために死にかけたわよ!」
「俺はクエストをしているだけだ。俺に罪はない。」
ブラピは誰にも迷惑はかけていないと主張する。
「そんなことをいっていいの!?」
「なに?」
「私のお腹にはあなたの子供がいるのよ!」
「なんでって!?」
ブラピとクリスティーナは16才なので妊娠しても不思議はない。
「すまなかった! クリス! そうか! 俺の子供がクリスの中にいるのか! やったー! これで俺もお父さんだ!」
ブラピは孤児院で生まれて育ったので、自分の家族ができることが何よりも嬉しいので喜んだ。
「ありがとう! クリス! 俺たちは家族になるんだな!」
「もう、ブラピったら。私たちはできちゃった婚ね。」
ブラピ、クリス、お幸せに。
「じゃあ、私はご飯を作るわね。」
「いいよ。俺が料理を作るから。ゆっくりしていてくれ。」
妊娠したクリスティーナを気遣い、ブラピが家事を手伝ってくれる。
「本当。助かるわ。じゃあ、クエストはやめるのね。」
「それは断る。」
「え?」
「クエストしながら、家事をするから安心しろ。」
ブラピの信念は嫁が妊娠してもブレることはない。
「ええー!? どうやってキャベツを切るのよ!? 千切り何てできないでしょ!?」
「そんなことはない。キャベツを空に放り投げて、剣圧で木端微塵さ。」
「木端微塵にするな! キャベツに謝れ!」
「ソーリー。」
キャベツは偉大である。
「俺のハリウッドは進化し続けている。まだクエストを77しかクリアしていないが、半分最強のハリウッドから、4分の3最強のハリウッドに成長した。もしかしたらハリウッドは持ち手の人間の心や強さの成長に伴って、ハリウッドもレベルアップしているのかもしれない。」
「そうね。ハリウッドはブラピの心に反応して、ハリウッドの形を変えることができるのかもしれないわね。」
「ということは、やはりやるか!」
「ブラピ!? 何をやる気なの!?」
「空中きゃべる微塵切り! きっと俺のハリウッドは対応してくれるはずだ!」
「お腹の中の赤ちゃんが可哀そう。ウルウル。」
それでも幸せなブラピとクリスティーナであった。
つづく。




