唯一無二の絶対神
「バカな!? この天空神の私が押されている!? 気圧されているだと!?」
天界の最深部。最強の神の天空神ゼウスと、邪神ルシファーの戦いが行われていた。
「強くなり過ぎたかね? 一方的じゃないか。私の力は。キャッハッハ!」
これまでの激しい戦いを繰り返してきたルシファーの戦闘力が上がっており、神で最強のゼウスも子供扱いだった。
「あり得ん!? 絶対にあり得ない!? この神の中の神!? この私が邪神如きに負けるなんて!? きっと何かの間違いだ!?」
自分より強い者に初めて会って動揺するゼウス。
「認めなくてもいいよ。おまえは死ぬだけだからな。キャッハッハ!」
誰も天界でルシファーを止めることができる者はいなかった。
「天界でも私に対抗できると思われた者が、ゼウスとポセイドーンだった。既に魔界にいる時に冥王ハーデースには魔界をやるから大人しくしておくという密約は済んでいる。」
「ハーデース!?」
「そうだ。だからおまえに援軍は来ない。諦めるんだな、ゼウス。キャッハッハ!」
冥王ハーデースはゼウスやポセイドーンの兄弟であるが助けにはやってこない。
「いいか、他の神々も聞くがいい。私は唯一無二の絶対神になる。ゼウスに従って死を選ぶもよし。私にひれ伏して命乞いをして生き残るか、好きな方を選べ。」
ルシファーは他の神々に踏み絵を求めた。
「私は、ルシファー様に忠誠を誓います。」
神ヘーラーがルシファーに忠誠を誓う。
「私も忠誠を誓います!」
「私も!」
一人がゼウスを裏切ると次々と雪崩式に神々は手のひらを返し、ルシファーに忠誠を誓った。
「おまえたち!? 私を裏切る気か!?」
ゼウスは他の神々に失望する。
「キャッハッハ! おい、ゼウス。みんな自分が可愛いですって。こんな簡単に尻尾を振られては、神も人間も変わらないな。」
「クッ!?」
自分より強い相手にどうすることもできないゼウス。
「ゼウス。おまえは用済みだ。もう死んでいい。」
「グワア!?」
ルシファーは剣でゼウスの心臓を一突きする。ゼウスはオリュンポス12神の中で1番早く死を迎えた。
「あなた方は正しい選択をしました。言うのを忘れていましたが、海王ポセイドーンも既に私のカワイイ使途が殺していますから。」
「!?」
他の神々に恐怖という戦慄が走る。
「努力をしないで人間に殺し合いをやらせて遊んでいたあなたたちでは、ここにいる二人にも敵いませんよ。」
エディとアナスタシアも覚醒し、ルシファーの使途になっていた。
つづく。




