第3の神
「大丈夫かな? ロザリー。」
ペリーヌたちは女神アプロディーテをロザリーに任せて、先を急ぐ。
「大丈夫だ。ロザリーが女神如きに負ける訳がない。それに私たちが天界をかき乱していれば、悪魔と戦っている天使たちも天界に引き返さないといけなくなるだろう。」
「戦力の分散と世界の安定のためか。まるで僕たちは捨て駒みたいだな。」
「そういうなよ。12人の神の中で一番強いと言われる天空神ゼウスを倒せば、神も少しは横暴をやめるだろう。」
「そうね。私たちは世界の平和のために戦うんだ!」
「おお!」
「皆! 次の神の登場だ!」
その時、3番目の神の姿が見えてくる。
「まさか人間がアテーナーだけでなく、アプロディーテまでも倒したというのか!? 信じられないことだが、目の前に人間たちの姿があるのは事実か。」
3番目の神も天界の人間に慣れないので戸惑うのであった。
「同じ水系の力を持つ者として負ける訳にはいかないわ!」
「神に張り合うな。私の方が美しい。」
「なに!? このムカつく女は!? ギャフンと言わせてやる!」
ロザリーは女神アプロディーテのナルシストの様な態度にムカついたので、全力でアプロディーテを倒そうとハリウッドに気持ちを込める。
「水のハリウッド・パワー! いでよ! クラーケン! ダイオウイカ!」
ロザリーは水の魔物を召喚する。
「タコとイカに何ができるというのだ? ヴィーナス・フォーム!」
「ギャアアアアー!?」
アプロディーテはあっさりクラーケンとダイオウイカを退治する。
「なら、これはどう? いでよ! 竜神リヴァイアサン!」
ロザリーは悪魔レヴィアタンから竜神様になったリヴァイアサンを召喚する。
「よう! 久しぶり!」
「よう! 久しぶりじゃないわよ! あいつと戦ってよ!」
リヴァイアサンはアプロディーテを見る。
「なんだ? あの痴女は?」
「美の女神アプロディーテよ。」
「なんだアプロディーテか・・・・・・んん!? 女神!? どういうこと!?」
「かくかくしかじかよ。」
「ほうほう。」
久しぶりに登場した竜神リヴァイアサンはロザリーから事情を聞く。
「嫌だ!? なんで神様と戦わないといけないんだ!? この罰当たりが!?」
「ええー!? いいじゃん!? 戦いなさいよ!?」
「竜神も神なのだよ。神の力は偉大なのだ。ワッハッハー!」
アプロディーテは人間と竜神の醜い争いを笑う。
「と、油断させといて、私の本当の狙いはここだー! いでよ! 水の妖精ウンディーネ!」
ロザリーの猛攻は続く。
つづく。




