表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハリウッド・クエスト  作者: 渋谷奏
62/100

出陣

「それでは行ってきます。」

 ペリーヌたち孤児院の子供たちは天使と悪魔の戦いに参戦すべく、天界の悪しき神々を滅ぼすために天界へ出発する。

「みんな、がんばってね!」

「気を付けるんだよ。」

 ハリウッドを失ったクリスティーナと孤児院のシスターのデミは人間界に残ることにした。

「あれ? ブラピは。」

「クエストをやっているから、お見送りは拒否するだって。」

「なんじゃそりゃ!?」

「ブラピらしいや。」

「キャッハッハ!」

 これから戦いに行く全員に笑みがこぼれる。

「必ず生きて戻ってきてね。」

「はい。」

「クリスー! ブラピとお幸せにねー!」

「ありがとう!」

 孤児院の子供たちは戦場に去って行った。

「それにしてもブラピは、いつまでクエストを続けるんだろうね?」

「クエスト100を達成するまでじゃないですか?」

「このペースじゃ、私、おばあちゃんになっちゃいますよ。とほほ。」

 そこに一人の郵便屋さんがやって来た。

「すいません。こちらにクエストマスターさんはいらっしゃいますか?」

「はい。」

「速達です。サインをお願いします。」

 クリスティーナはサインをする。

「失礼しました。」

「ご苦労様です。」

 郵便屋さんは帰って行った。

「何かしら? ああ!? ハリウッド国の印が付いてる!? これはハリウッド国王様からの手紙だわ!?」

 ブラピ宛の手紙はハリウッド国王からの手紙だった。

「邪神ルシファーを倒し、世界を平和に導いてくれた、クエストマスターさんへ。ハリウッド全国民を代表して感謝を申し上げます。つきましては、表彰式や凱旋パレードを行いたいので、ハリウッド城までお越しいただけますでしょうか? 宜しくお願い致します。ハリウッド国王ハサウェイより。」

 ハリウッド国王ウイリアムスがロウ家のジュードに殺され、ジュードを倒しハリウッド国に平和と安定をもたらしたとして、アン家のハサウェイは、ハリウッド国の国王として国民に受け入れられた。

「国王様からの招待状だわ!?」

「ええー!? どうするんだい!? ブラピはクエストばっかりやっているよ!?」

「ですよね。ブラピは国王様からの招待とか気にしないから、きっと拒否するわ。どうしよう!?」

「国王様からの招待を断ったら、私たちは反逆者に仕立てられて、殺されるかもしれないよ!?」

「反逆者!? こうなったら私が行くしかない!」

 クリスティーナの奥の手だった。

 つづく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ