気配
「一緒に行くことはできない。」
ブラピたちの元にクリスティーナたちがやって来た。
「どうしてよ! それに久しぶりに会ったんでしょ!? 抱きしめるとか!? キスするとか!? 押し倒すとか!? 何か愛情の表現はできないの!?」
「俺はクエストの最中だ。」
「うきー!? クエストと私とどっちが大切なのよ!」
会うなりブラピとクリスはケンカしてしまう。
「クリスが大切だから、クリスを守り抜く力を手に入れるために、俺は最強のハリウッドを手に入れるために、クエスト100を達成しなければならないんだ。」
「うっ・・・・・・そう言われると何にも言えない。」
ブラピの不器用な愛情を感じるクリスティーナ。
「それに気配を感じるんだ。」
「気配?」
「俺のクエスト60達成報酬、敵を察知するスキルが言っている。邪神ルシファーが生きていると。」
「なんですって!? ルシファーが生きている!? そんなバカな!? だって天使たちもルシファーが倒されたと言っていたわ!?」
「俺が倒したルシファーは土偶に傀儡だ。ただのダミーだ。きっと本物のルシファーは今も生きている。その証拠に俺のクエスト達成リストの邪神を倒すが、達成に変わっていない。」
「あ!? 本当だ!?」
「今度こそ、邪神ルシファーを倒すんだ。」
ブラピたちは、またもルシファーの存在に恐怖するのであった。
「エディ、他にハリウッドを手に入れようと各地に向かって、帰ってこない死んでしまった孤児院の子供たちよ、安らかに眠れ。」
ジョニーとエマたちは、亡き孤児院の子供たちの墓を作り、お参りをしている。
「ここは私が墓守をするから安心して、神を倒しておいで。」
「ありがとう。デミ。」
「私は、また孤児院を始めるつもりだよ。この世の中が戦いが無くなり平和になると信じてね。みんな、未来を作っておくれ。」
「分かった。僕たちに任せろ。」
孤児院のシスターの魔女デミは、人間界で孤児院を再開することにした。
「どうした? ペリーヌ。妙に静かだな。」
「みんなに伝えておきたいことがあるの。実は私は死んでいるの!」
「なんだって!?」
ペリーヌは意を決して告白する。
「私はルシファーの指輪のおかげで転生したらしいけど、おかしいでしょ? 普通はルシファーが死んだら、私も死ぬはずよね?」
「まさか!?」
「ルシファーは生きているわ。」
孤児院の子供たちも邪神ルシファーの生存を知る。
つづく。




