決別
「邪神ルシファーも倒されたことだし、決別だな! せっかく目の前に魔王がいるのだ! 倒させてもらうぞ!」
「卑怯だぞ!? それでも天使か!?」
「神に仕えている間は、天使なんだよー! この堕天使どもー!
魔王の城の中で悪魔と天使の戦いが再び始まってしまった。
「どういうこと?」
「悪魔は元々天使で、神様のパワハラやセクハラに反抗して、天界を捨てて魔界に行っちゃうの。それを堕天使というんだな。で、堕天使から悪魔になり、魔王になり。邪神になる。邪神ルシファーも元は大天使だよ。」
「そうだったんだ!?」
「ということは、1番悪いのは神様じゃない。神様が悪さをしなければ、悪魔は生まれない。」
「そうだね。この天使と悪魔の戦いも神様が暇で退屈しているから戦わせて遊ぼうとしているだけだし。」
「そっか、私たち神様の手の平で踊らされているんだね。」
「その通り。ワッハッハー!」
天使ラファエルとクリスティーナは人種の壁を超えて仲良く話をしている。
「ラファエル! 敵とじゃれるな!」
「ごめんなさい。」
大天使ミカエルに怒られて素直に謝るラファエル。
「クリスティーナ! 私と勝負よ!」
「ええー!? やめてよ!? ラファエル!? 私たちは友達になれるわ! 私たちが戦う理由はないわ!」
「ごめんなさい。神様の命令は絶対なの。神様の命令に歯向かったら、私たち天使は神様に消されてしまう。」
ラファエルの表情が歪む。本当は戦いたくないのだろう。
「クリスティーナ、私たち友達よね?」
「そうよ! 友達よ!」
「だったら、私のために死んでよー!!!」
天使ラファエルはクリスティーナを攻撃する。
「やらせないぞ! クリスは!」
「ブラピに会うまでは死なせないんだから!」
ジョニーとエマがクリスティーナを攻撃しようとするラファエルの攻撃を受け止める。
「そうですね。天使と悪魔が戦う分には問題ありませんが、人間である我々を攻撃しようとすることは見過ごせません。」
「そうだ! 黄金でタコ殴りにするぞ!」
「相手が神だろうと天使だろうと戦い続けるのが、人間だ! 人間をなめるな!」
「ワンニャア、かわいい。アハッ。」
「アロア、今盛り上がっているんだから、獣と遊ばないで。」
ペリーヌたちも参戦する。
「退け! あまりにも多勢に無勢! 悪魔と人間ども! 覚えていろ! 必ず滅ぼしてやるからな!」
「天界の神に言っとけ! 私たちが天界に乗り込んで神様を皆殺しにしてやるからなって!」
ここに悪魔と人間は、神と天使と決別した。
つづく。




