天魔戦争
「死ね! アスモデウス! 我の名前は大天使ミカエル! 神より剣と秤を授かった者だ! 輝け! 大天使のハリウッド! 必殺! 神の裁き!」
ルシファー事件以降、神と悪魔は戦いを繰り広げていた。数的優位により、天界の神々が魔界を破滅させることは時間の問題だった。
「ギャアアアアー!? セクシー!? 私が何をしたという!? バタッ。」
アスモデウスは大天使ミカエルに打ち取られた。
「魔王サタンの四天王の一人! 色欲のアスモデウス! 打ち取ったり! この勢いで魔王サタンを倒すぞ!」
「おお!」
天使の軍勢が魔界の奥地を目指して進行中だった。
「どうする!? どうする!? サタン!?」
悪魔たちは魔王サタンの城で猛威を振るう天使の軍勢の対策に追われていた。
「ベルゼブブ、おまえ天使を食ってこい。」
「嫌だ!? 食あたりするだろう!? おまえの「アスモデウス、天使を色仕掛けで誘惑してこい。」の言葉で行ったアスモデウスはどうなった!? 天使に女の色仕掛け何て通用しなかったぞ!?」
「なら、ベルフェゴール。おまえが軍を率いて戦え。」
その時、ベルフェゴールは白旗を上げる。
「降参しよう。戦争なんて疲れるから真っ平だ。残りの余生は牢屋でゆっくり過ごしたい。」
「このダメ悪魔め。どうする!? どうすればいいんだ!?」
「安心しろ。」
「おお!? マモンか!? 何か策があるのか?」
「天使に金塊を送り付けてやった。今頃、悪魔と仲直りを考えているはずだ。ワッハッハー!」
「性欲もない天使が、金欲で和解するとは思えないがな。」
その時、一人の兵士が駆けてきた。
「天使から和解の申し入れがありました!」
「マジか!? おお!? これで魔界は助かったぞ!?」
喜ぶ悪魔たち。
「しかし、条件があります。」
「なんだ? なんでもいいぞ? どんな条件だ?」
「邪神ルシファーを倒せ、とのことです。」
「なにー!?」
悪魔たちはゲッソリした。あの手も足も出なかった邪神ルシファーを天使たちは倒せというのだ。
「こんにちわ、サタン。」
そこにクリスティーナたち孤児院の子供たちが現れた。
「ああー!? 元魔王様!?」
「元魔王様たちなら、倒せるかもしれない!? 邪神ルシファーを!?」
悪魔たちはクリスティーナの帰還を喜んだ。
「どうしたの?」
「実はかくかくしかじかで。」
「ふんふん。」
悪魔たちは天使の条件をクリスティーナたちに話す。
「目的は同じね。一緒に邪神ルシファーを倒しましょう!」
「おお!」
ここに孤児院の子供たちと悪魔は結託した。
つづく。




