それでもクエスト
「そうか。世界を救ったのはクリスだったのか。」
ブラピはジョニーとエマから魔界での出来事を聞いている。
「なあ、ブラピ。魔界に行って、クリスティーナに会ってやれよ。」
「そうよ。きっと魔界で寂しく、あなたを待っているわ。」
ジョニーとエマはブラピに魔界へ行くように勧める。
「ダメだ。」
頑なにブラピは魔界へ行くことを拒否する。
「どうして?」
「クリスが目覚めたら、大悪党のルシファーも復活してしまうんだろう? だったらクリスを目覚めさせるためには、ルシファーを倒せるだけの実力をつけなければいけない。だから俺はクリスを助けるために、クエストをやり続けて、最強のハリウッドを手に入れるんだ。」
しかし、ブラピはクエストを100回達成の報酬の最強のハリウッドまで、あと60回クエストを突破しないといけない。
「分かった。ブラピはクエストをやっていればいいさ。行こう、エマ。」
「ブラピ、がんばってね。」
ジョニーとエマは去って行く。
「やっぱりブラピはブラピだね。」
「ええ、ああいうと思った。」
どこかジョニーとエマは清々しい顔をしていた。
「僕たちでブラピとクリスを会わせてあげよう。」
「ええ。私とジョニーはハリウッドを持っている。しかも神と銀河。私たちが二人がかりで戦えば神の一人くらいは倒せるはずだ。」
「僕たち二人なら何があっても大丈夫だよ!」
ジョニーとエマは魔界の魔王と邪神の像に向かう。
「どうも、新魔王のサタンです。暫定的ですが私が魔王をやらせてもらいます。」
クリスティーナの次の魔王は憤怒のサタンに決まった。
「お金にしか興味がなくてすみません。」
強欲のマモンは魔王には適合しない。
「食べ物にしか興味がなくてごめんなさい。」
暴食のベルゼブブも魔王に適合しない。
「面倒臭い。ゴロゴロしていたい。」
怠惰のベルフェゴールは怠けることしか知らない。
「私が魔王になったら、この世をパラダイスにしてみせる!」
色欲のアスモデウスも魔王に不適合。
「懐かしな。魔界。」
嫉妬のレヴィアタンは、今では竜神リヴァイアサンである。ほぼ魔王の7将軍は壊滅した。
「ねえ、ペリーヌ。私たちに生きる意味があるのかしら?」
「クリスが守ってくれたんだもの。無駄にはできない。きっと平和な世界を望んだはずだ。私たちが、この世界を守って行くんだ。」
ペリーヌたち孤児院の子供たちの新たな人生が始まる。
つづく。




