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ハリウッド・クエスト  作者: 渋谷奏
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暇つぶし

「そうだ! 私とルシファーの黒幕は、神なのだ! 全ては天界の神様が仕組んだことなのだ! ワッハッハー!」

 ハリウッド城では聖なる光の五芒星から天使になったジュードが現れる。

「バカな!? 人間が天使になるなどと!? あり得ん!?」

「神様ならどんなことでも実現化のなのだよ! 神は言った! 人間も悪魔も争ってばかり。私は退屈なので、暇つぶしに両方とも滅ぼして、人間界も魔界も天界に変えてしまい、一つの世界を作ると。」

 神とは天界にいる1番偉い人である。

「さらに神はこうも言ったぞ。生き残りたければ神の使途、天使となり神に服従を誓うのだと。だから私は神様に忠誠を誓い天使にしていただいたのだ。ウイリアムスのクソな国などどうでもいい。なぜなら、もうハリウッドは滅びるのだからない! ワッハッハー!」

「狂ってる!? それがおまえの騎士道精神か!?」

「正々堂々の騎士道精神など、とうに捨てたわ! 死んだら身も蓋もない! 生き残らなければ何にもならないではないか!」

 ジュードは天使になったが精神の崩壊も始まっているように見えた。

「アン家の名にかけて、ジュード! おまえだけは倒す!」

「ほざけ! 小童が! 漆黒と天使と2つのハリウッドを持つ私を倒せる訳がなかろうが! 死ね! ハサウェイ!」

 ジュードとハサウェイが激突する。

(なんだ!? このパワーは!? 圧倒的じゃないか!? こんなものに勝てる訳がない!?)

 ハサウェイはジュードの2つのハリウッド・パワーの前に死を覚悟した。

「これでとどめだ!」

 ジュードの一撃がハサウェイを貫こうとした。

「ジュード。」

 その時だった。姿なき声がジュードを呼ぶ。ジュードは攻撃をやめて、動きを止める。

「神様? 神様ですね。」

「そうだ。神だ。ジュード、おまえのおかげで人間界の国民は私に救いを求め、我が軍門に降った。これもジュード、おまえのおかげだ。」

「神様からお褒めの言葉をいただけただけで幸せであります。」

「おまえに褒美をやろう。」

「ありがとうございます。神様。」

 ジュードは今回の功績を神に認められ褒美をもらえる。

「死ね。」

「え?」

「おまえは用済みだ。おまえは神の悪行を知り過ぎた。死ね。ジュード。」

「そんな!? ギャアアアアー!?」

 ジュードは見えない神の手に握り潰されて死んだ。

「神はいつでも清廉潔白でいなければならないのだよ。」

「なんなんだ!? 神とは!?」

 ハサウェイは目の前の出来事が理解できない。

「おまえは生かしておいてやるぞ、みんな殺すと私の暇つぶしが無くなるからな。」

 神はハサウェイを相手にせず去って行った。

 つづく。

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