別れ
「ジョニー。」
誰かがジョニーを読んでいる。
「ブラピ、呼んだ?」
「いいや。」
「エマは?」
「あ、あ、あわわわわわわ!?」
エマの様子がおかしかった。
「どうしたの? エマ。」
「う、う、後ろ!?」
エマはジョニーの後ろを指さす。
「後ろ? なんかいるの?」
ジョニーは後ろを振り向く。
「ギャアアアアー!? ご先祖様!?」
「よう! ジョニー! 我が末裔よ! 元気にしとるか?」
クリスティーナに成仏してもらい自由な魂になったジョニーのおじいちゃん、ジョイチの幽霊が現れる。
「長く話している時間がない、手短に話すぞ。かくかくしかじかだ。」
「なんだって!? そんなことがあったんですか!?」
デップ家のジョイチから事の真相を聞く。
「ジョニー、おまえに会えて嬉しかったぞ。がんばれ。」
「ありがとうございました。ご先祖様。」
「クリスは!? クリスはどうなった!?」
「魔界に悪魔を倒しに行ったぞ。さらばだ。」
ジョイチは天に召される。
「良かった。クリス。」
クリスティーナの無事を知り安心するブラピ。
「行こう! 僕たちで魔界に!」
「私たちでクリスを助けに行こう!」
ジョニーとエマは魔界にクリスティーナ助けに行く決意をする。
「おまえたち、なんて良い奴なんだ。」
ブラピはジョニーとエマの仲間意識に感動する。
「ブラピは居残りだよ。」
「え?」
「だって、ブラピ、ハリウッド持ってないじゃない。」
「ええ!?」
「早くクエスト100回クリアしろよな。」
「ええー!?」
ジョニーは神のハリウッドを、エマは銀河のハリウッドを持っている。ハリウッドを持っていないのは、ブラピだけ。
「ちゃんと最強のハリウッドを手に入れろよな。」
「サボって語り部にならないでよね。先に魔界で待ってるから。」
ジョニーとエマは魔界に向けて出発する。
「ジョニー! エマ! クリスを頼んだぞ! 俺も必ず行くからなー!」
ブラピは自分の思いをジョニーとエマに託すのだった。
「ねえ、ジョニー。」
「なんだい? エマ。」
「ブラピはちゃんと魔界に来るかしら?」
「無理だろうね。まだクエストが80回以上残っているから。」
「私たちでやるしかない!」
ジョニーとエマはブラピのことを頼りにしていなかった。こういう時、映画だとブラピは最後に現れて美味しい所を持っていくか、落ちぶれて時間だけが流れ老人として現れるだろう。
「絶対に最強のハリウッドを手に入れてみせる!」
ブラピとクエストの戦いは続く。
つづく。




