マイペース
「ウイリアムス王様が魔物に毒で暗殺された! この暴挙を見過ごすことはできない! 人間よ! 偽りの平和より、尊厳ある死を選べ! 魔界へ! 突撃! 魔物を駆逐しろ!」
「おお!」
人間界ではハリウッド国王のウイリアムス王が殺されたと、最高指導者に格上げになったロウ家のジュードが魔界に最終決戦を挑む。
「魔王様が殺された! 人間の汚い策略によって、毒殺されたのだ! こんなことは許せるものではない! 人類を根絶やしにしろ! それが魔王様に対する礼儀だ!」
「おお!」
魔界では魔王セーラことクリスティーナ亡き後、傲慢のルシファーが全軍の指揮を執る。魔物が馬鹿にされたと怒った魔物たちが人間界に流れ込む。
「なんだ!? なんだ!? この宝の山は!?」
ブラピたちは何かお宝をたくさん見つけたようだ。
「すごい! こんなに宝が眠っていたなんて!?」
「どうしましょう!? ワクワクが止まらない!」
ジョニーとエマもブラピと一緒に宝の山を探し当てた。
「ハリウッド山の竹やぶ掃除は大金が落ちまくっている!? だから選択肢は、クエスト1択なんだよ!」
「やったー! 掃除してお金を拾うなんて! なんてラッキーなんだ! 今夜はハリウッド牛のステーキだ!」
「きっと神様が私たちの行いを見ていてくださっているのよ! ありがとう! 神様!」
ブラピたちは竹やぶから1億円を見つけて喜んでいる。
「おまえたち、世間は王様が毒殺されて大混乱しているのに、呑気にクエストなんかやってるなよ。」
天使エリザベスはブラピたちに呆れる。
「仕方がないだろう! ハリウッドのハリウッドを手に入れるまではクエストをやるしかないんだから!」
「あと何回クエストをやれば貰えるの?」
「90回だ。」
「はあ・・・・・・。」
エリザベスのため息が零れた。
「エマ。ちょっと来て。」
「なに? エリザベス。」
「いいから、お星さまに願い事をしてごらん。」
「嫌だ。」
「たまには天使の私の言葉を聞きなさい。」
「仕方がないな。」
エマはお星さまに願い事をする。
「今夜はハリウッド牛のステーキがお腹いっぱいに食べれますように。」
「食い気ばっかりかい!?」
その時だった、空から何かキラキラしたものが降ってくる。
「これは!? 銀河のハリウッド!?」
「え? もらっていいんですか? それはどうも!」
奇跡的にエマは銀河のハリウッドを手に入れた。
「なあ、神と銀河のハリウッドを手に入れたんだから、冒険の旅に出ようぜ? な? な?」
「嫌だ。俺は最強のハリウッドのハリウッドを手に入れて、クリスを助けるんだ!」
ブラピの戦いは、まだまだ続く。
つづく。




