こっちもいいかも
「水神様! 万歳! 万歳! 万々歳!」
悪魔レヴィアタンは水神リヴァイアサンになり人々から手厚くもてなされた。
「悪魔の時は、化け物だの、海蛇だの好き勝手言われたけど、神になると人々に愛され貢ぎ物が毎日のように備えられるんだな。こっちもいいかも。エヘッ。」
レヴィアタンは神様生活を楽しんで満喫していた。
「水神様、水神様のハリウッドを私に授けてください。」
アン家のハサウェイが水神様の元へやって来た。
「いいよ。」
「え!? そんな、あっさり!?」
「平和な世の中を守ってね。悪魔なんか、ぶっ飛ばしちゃえ!」
ハサウェイは水神のハリウッドを手に入れた。
「ハリソン、簡単に水神のハリウッドを貰っちゃった。」
「いいんじゃない。貰えるものは貰っておこう。」
「そだね。ラッキー。」
ハサウェイとフォード家のハリソンは決して頑張ろうという気はない。
「よくぞ戻った。皆の者。」
魔界の魔王の間。魔王セーラの前に孤児院の幼き子供たちが勢揃いしている。
「火のハリウッドを持って帰りました。」
火の騎士エディ。
「風のハリウッドを魔王様に捧げます。」
風の騎士ライアン。
「地のハリウッドで精一杯、魔王様のため戦います。」
地の騎士スカーレット。
新たに孤児院の子供たちがハリウッドを手に入れて、魔界に戻ってきた。
「帰ってきたのは3人だけか。みんな・・・・・・。」
ペリーヌたちは同じ孤児院の子供たちが生き残るために強さを求めた。その結果がこれだ。
「水のハリウッド、ロザリーでございます。」
「黄金のハリウッド、ヒュー。セーラ様をお守りします。」
「魔界のハリウッド、このペリーヌが全員を統率いたします。」
魔王セーラこと、クリスティーナの元に孤児院の子供たちがハリウッドを手に入れ強くなって戻ってきた。
「ペリーヌ。何か勘違いをしていないか? まだ一人、忘れていないか?」
「はい?」
その時、真打が最後に現れる。
「アロア!?」
「月のハリウッドを拾っちゃいました! アロアです!」
現れたのは、月のハリウッドを装備した泣き虫で、ゴロゴロが大好きなアロアだった。
「これは厄介ですね。私たちはレヴィアタンがいなくなって、6人。魔王様にはハリウッド持ちが7人。劣勢ですね。」
傲慢のルシファーは自分の思うように話を進めるために、常に策を練っている。
「失礼致します。」
「なんだ?」
「ハリウッド国王から書状が届きました。」
書状の内容は、劣勢の人間側からの和議の申し出だった。
つづく。




