激震
「なに!? レヴィアタンが倒されただと!?」
魔界に衝撃が走る。魔王セーラことクリスティーナに仕える魔界7将軍の1人、嫉妬のレヴィアタンが人間に倒されたと魔界に知らせが入る。
「許せん! 人間どもめ! 皆殺しにしてくれるわ!」
「レヴィアタンの弔い合戦だ! 全員! 戦闘準備!」
「おお!」
悪魔たちは殺意が血走っている。
「知らない。私は何も知らないわよ。分かった? ウンディーネ。」
「はい。知らないです。ああ~!? 天界って、恐ろしい所なんですね!?」
真実を知っているロザリーとウンディーネはブルブル震えて身を隠していた。
「魔界のみなさん! 全面戦争です! 全力で人間を襲ってください!」
「おお!」
魔王セーラの命令で魔界の魔物たちは地上を攻撃するために出陣する。
(これでいいのかしら? でも最高幹部の7将軍の1人が倒させたんだもの、何もしないのであれば、魔界で暴動が起きてしまう!? こうするしかないのよね。ああ~早く私を迎えに来て! ブラピ~!)
クリスティーナは心の中で葛藤に苦しんでいた。
「戦況をご報告します!
兵士たちがハリウッド国ウイリアムス王の元にやって来た。
「ディカプリオ家のレオナルド軍、全滅!」
「シュワルツェネッガー家のアーノルド軍、壊滅!」
「スミス家ウィル軍、消息不明!」
「ジョボビッチ家のミラ軍、逃亡中!」
「クルーズ家トム軍、戦闘中!」
ハリウッド国の貴族軍は散々な戦況だった。
「まさか!? ここまで劣勢だとは!? 2人目のハリウッドを手に入れる者が現れないとは!?」
ウイリアムス王も、旗色の悪い戦況に驚きを隠しきれなかった。
「やはり、ここは私が出て活路を切り開くしかないのでは?」
ロウ家のジュードである。漆黒のハリウッドを所持し、漆黒の騎士として一人で艦隊戦力並みの戦闘力を誇る。
「ダメだ! そなたは余の側で余を守るのだ! 余から離れることは許さん!」
ウイリアムス王はハリウッド国の平和より、自分のことが大切だった。
「御意。」
(この国王では国が滅びるのは時間の問題だ。)
ジュードは内心、ウイリアムス王のことを良く思っていなかった。
「王様! 吉報です! アン家のハサウェイ様が水のハリウッドを手に入れられました!」
その時、吉報を持った兵士が駆け込んでくる。
「おお! アン家ハサウェイか! よくやったぞ! これで余の玉座は安泰だ! ギャッハッハー!」
ご機嫌になったハリウッド国王ウイリアムス王の笑い声がハリウッドに響き渡る。
つづく。




