神のハリウッド
「ジョニー、おまえにやる。」
ブラピは天使エリザベスからもらった神のハリウッド装備をジョニーに差し出す。
「ええー!? ブラピ、自分で使わないの!?」
予想外のブラピの行動に驚く、ジョニー。
「ジョニー、おまえは滅亡したデップ家を再興したいんだろ? なら、お前が戦え。戦って、王にお家の再興を認めてもらえ。」
「ブラピ、そんなに僕のことを考えていてくれたんだね。」
「当たり前だ。俺は保護者として、おまえとエマの幸せを願っている。」
「ありがとう、ブラピ。僕、戦うよ。」
ジョニーは神のハリウッド身にまとう決意をする。
「神のハリウッド・パワー!」
神の装備がジョニーの体に身に着いていく。ここに神の騎士ジョニーが誕生した。
「あの、エリザベスに回復魔法をかけても回復しません!?」
「神様の贈り物を第三者に譲渡するなんて!? あり得ない!? 私に責任はありませんからね!? 私は無実です!? ああ~!? 神様~!? お許しください~!?」
エリザベスは放心状態だった。
「人は見かけによらないものだな。大人しそうで脅せば何でも言うことを聞きそうで便利だから連れてきたおまえに、まさか黄金のハリウッドを奪われるとわな。」
「僕は強くなる。もういじめられたくないし、何も失いたくないんだ。例え相手がマモンのような強い悪魔であっても、僕は逃げない、諦めない。死ぬ気で戦えば何とかなるものだ。」
意外と強い力を手に入れたヒューの心は芯が強かった。
「どうやら、モフモフ擬人化半分悪魔状態では、黄金の騎士になったおまえは殺せそうにないな。悪いが本気を出させてもらうぞ。完全な悪魔にならせてもらうぞ。」
マモンから邪悪なオーラが溢れまくる。
「ゴット・スラッシュー!!!」
その時、地上から神々しい光の刃が飛んでくる。
「なんだ!? なんだ!? 危ないじゃないか!?」
「ジョニーか?」
マモンとヒューは光の刃が飛んできた地上の方を見る。すると神のハリウッドを装備したジョニーがいた。
「いける! いけるぞ! この神のハリウッドなら、悪魔でも、ヒューでも倒すことができるぞ。」
ジョニーは神のハリウッド装備を身に纏い、その強さに勝機をつかむ。
「こい! ヒュー! おまえが劣等感を持つのは勝手だが、孤児院で育ったことは恥ずかしいことじゃないことを教えてやる!」
「ふざけるな! おまえなんかに僕の気持ちが分かるものか! 弱いのも見下されるのも、貧乏も! 僕は嫌なんだよ!」
ジョニーとヒューの戦いが始まる。
つづく。




