祝! クエスト100達成!
「おめでとうございます! ブラット家のピットさん! クエスト100を達成です!」
遂に、遂にこの日がやって来た。ブラピがクエスト100を達成し、報酬の最強のハリウッドのハリウッドを手に入れる式典が行われている。
「おお! やったぞ! クリスティーナ!」
ブラピは最強のハリウッドのハリウッドを手に入れて喜びを爆発させている。
「おい、ピット。世界を救ったということで、貴族の最高位、公爵を与えてやったんだ。孤児院育ちのおまえには、もちろんハリウッド王国の軍を仕切る最高司令官になるよな?」
そこにハリウッド王国のハリソン大臣が現れる。衰退するハリウッド王国を何とかしようと国民から愛されているクエストマスターのブラピをハリウッド王国に取り込もうとしていた。
「それは無理だ。」
しかしブラピはハリソン大臣の申し出を断る。
「なぜだ!?」
「俺には、次のクエストが待っている。」
ブラピの頭にはクエストしかなかった。
「オッホホホホー!」
「おまえたちは!? ハリウッド修道院!?」
そこにデミ教皇と10人の司教が現れる。
「ブラピは私が育てたんだからね。もちろん私の元へ来るだろう? ハリウッド修道院に力を貸してもらおうか?」
デミ教皇はブラピにとって、親も同然であった。
「それも断る。」
しかしブラピはデミ教皇の申し出を断る。
「俺には101個目のクエストが待っている。」
「あんた頭がおかしいのかい!?」
最強のハリウッドのハリウッドを手に入れてもブラピの信念はブレない。
「お父さん、お母さんが呼んでるよ。」
ブラピの娘のアンジーがやって来た。
「お母さんには101個目のクエストをやっていると言っておいてくれ。」
「お母さんが、来ないと離婚するって言ってるよ。」
「分かった。お母さんの元へ行こう。」
「やったー! お父さん、お母さんに殺されなくて済んだね。」
ブラピの信念がブレた。
「折れた!? クエストにしか興味がなかったブラピの心が折れた!?」
ブラピはクエストをやり続けるという呪いから解き放たれた。
「最強はクリスティーナだったのか!?」
「そうか! ブラピを手に入れるためには奥さんを口説き落とせばいいんだ!」
ハリウッド王国とハリウッド修道院の泥仕合にブラピ家族は巻き込まれていく。果たしてブラピが行きつく先は英雄か、それとも邪神か。
「俺の次のクエストは、アンジーとお母さんと仲良く暮らすことだよ。」
「わ~い! お父さんと一緒! 嬉しいな!」
壮大なスケールのファンタジー・ストーリー。それがハリウッドだ。
終わり。




