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失った――

作者: 忙しく歩くサラリーマンの横を通りすがった秋風にコートをたなびかせ冷たくなった手をポケットに突っ込んだ冷え性な通りすがり

ある人の詩を見て刺激を受け、何故か書いてしまった……

消された 

日々の中を照らす朝の日光に

そっと

そう、そっとまた今日も祈る


鏡の

中に映る瞳は黒く

じっと ただじっと何かを見つめ続けた


時計の

さす時間を信じきれず

気付いた ふと気付いた時には忘れていた


桜の

花弁踏んで歩くしかない路

目蓋を閉じてさえ、花は消えないな


失った

遥か前の言葉を思い出せず

ただ、失ってその場に立ちつくす


鏡の

前に立つとふと気がつくんだ

乾いた唇にそっと手をかざして


失った

ただ、失った過去の出来事

空には明るい朝の日が照らしてた


消された

日々をそっと思いで縁取る

イチョウの葉を踏まずには通れないな


路には

踏まれた葉の跡が残って

乾いたこの心を少し慰めた



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― 新着の感想 ―
[一言] 時間、一日、過去、現在、言葉、人 様々な日常の隙間に感じる何か いるのかいないのか それさえも忘れている時もあり ふと思う ふと立ち止まる そんな瞬間の一コマが見える
2016/01/07 15:11 退会済み
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