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第15話

 主人公の名前は勿論ニートソース。名字をニートで名前がソース、外国のフルネームのように名字と名前が逆だから…。


「ソース・ニート、これで決まりだな」


 次はヒロインなのだが、熟女ということから、やはり知り合いの熟女の名を使うべきだろう。知り合いの熟女と言えば御大。いささか熟れすぎているが、ご愛敬と言うことで。


 さてと、御大の本名をそのままエロゲーのヒロインに当てはめるのはさすがに気が引ける。俺もニートソースというペンネームを使っているわけだしな。それならば、頭に浮かんだ名前を打ち込む。御大ということでおむすびを恵んでもらいながら放浪する画家のドラマに因んで…。


「裸乃御大もといオンタイ・ハダカノ、完璧だ」


 よし、主人公とヒロインの名前を打ち込んだところでクリックする。


『ライバルの名前を表示してください』


 ライバルの名前まで決めるシステムがあるとは驚きだ。だが、ライバルの名前ならば既に決まっている。同じニートだと血縁関係だと誤解してしまうので一文字付け加えて…。


「ボール・ニートンだ」


 親友よ、お前の名を使わせてもらうぞ。三次元では親友同士だが、二次元では敵同士。このソース・ニート、容赦はせん。よし、今度こそプレイ開始だ。


 早速モノローグは流れるが、スキップする。新進気鋭の軍人ソース軍曹が所属する連合軍と稀代の英雄オンタイ将軍率いる帝国軍との熾烈な戦いが何たらかんたらといったところだろう。しばらくスキップした後、上官から命令を受けて早速ミッションスタートとなる。



ミッション1…辺境の村に占領する帝国軍先遣隊を殲滅せよ


上官「敵は女子供を容赦無く食い散らかす鬼畜外道共だ、遠慮はいらん。一人残らず殺し尽くせ」


ソース軍曹「言われずともやってやるよ。帝国軍は皆殺しだ」



 どうやらソース軍曹は帝国軍にかなりの恨みを持ってるらしい。場面が切り替わり、イベントシーンが入る。おそらく今回倒すべき敵の紹介だろう。



帝国軍分隊長「ぐへへっ、やはり女はおれっちにとって最高の妙薬だぜ」


村娘A「きゃあああ!止め…」



 はい、村娘の陵辱ショーが始まったからスキップ。クリア後におまけの回想シーンで見ればいい。それよりもミッションだ。下士官であるソース軍曹は最初はしょぼいユニットしか与えられず、懲罰部隊と言ったものだ。だが、ユニットの一つ一つは癖はあるものの実は一騎当千の猛者揃い。ソース軍曹はこの少数精鋭ユニットを指揮し、敵の拠点を一つずつ潰していく。そして、ついにミッションのボスを倒し、イベントシーンが挿入。



帝国軍分隊長「た、助けてくれ!そうだ、お前にも女をやるよ。だから…」


ソース軍曹「それ以上息を吐くな。空気が汚れる。死ね」


帝国軍分隊長「ぎゃあああああ」


ミッション1コンプリート!



 まあ、こんなものだろう。その後、帝国軍から助け出した村娘達からご褒美のエッチシーンがあるがそれもスキップしてストーリーを進めていく。ミッションをクリアすれば次のミッションに耐えられるだけの実力にレベルアップするから行き詰まる心配もない。今の所はエロシーンやサブイベントよりもストーリーだ。その先の展開を知りたい。


「坊ちゃん、夕ご飯の支度が出来ましたよ」


 御大から晩飯のお呼びがかかった。とりあえず今日はここまでにするか。


「分かりました。すぐにおります」


 たまにはじっくりとプレイするのもいいだろう。オンタイ将軍との運命の出会いは楽しみにしておいて、今は三次元の御大と相見えるとするか。

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