絶対的不可能
掲載日:2026/04/18
「だから言ったじゃない。私は佐藤が嫌いなんだよ。」
改めて聞かされると辛い言葉ではある
「俺のどこが駄目なんだよ。改善するって。何が駄目なんだ?」
俺も必死に喰らいつく
「外見」
その言葉を真衣から降り注ぐように浴びせられた時、俺は変えることのできない絶対的不可能の境地をいうものを体得してしまった。
外見だと?俺は自分の外見は気に入っているんだ。それを変えろとは不可能を通り越して信じることのできないもの。無神論者にキリスト教の勧めを徹底的にしているようなものだ。
「じゃあ、俺からも要望を出してもいいかな?」
真衣は首を横に張った。




