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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

寝るのが怖い

作者: 寝ている人
掲載日:2026/02/19

はっ?


あれっ?


私は誰?

わたしは…

わたし

はヨウ。そう、私はヨウ。


ヨウのはず。



でも、周りはわたしの知っているところでは無い。

だって!

こんな!きれいなとこでは寝てなかった!

ずっと、目覚めてからずっと知らないゴミ溜めの中で寝てた。

身体は動かないけど、知らない所でこんな臭い所で寝てたはずは無いって思っていた。

動かない身体ではあったけれども、天井は見えていたし!

なんかちょっと見える壁もめちゃくちゃ汚かったもの。


本当の私は普通の高校生で普通に笑って過ごしてたんだもん。そりゃ色々不満はあったけどそれって普通でしょ?

もうちょっときれいな顔に生まれたかったとか、もうちょい頭が良かったらって。


でも、自分ちの自分の部屋で寝たはずなのに。

起きたら動けないとか、めっちゃ汚いとか!

私の部屋、汚部屋ではあったけど物が溢れてからであって!

ヘドロとか泥とかそんなものは無かったの!

動かないなら臭いも感じられない方が良かった。めっちゃ臭い。そんなとこにずっと放置されてた。

たまに水を持ってくる人が、『ヨウのために』って言ってたから。

だから、たぶん、わたしはヨウになってしまったんだろうけど。


ずっと、ずっと…分からないぐらいの時を過ごして、なんか分かんないけどこのままなんだろうなって。



思ってたのに!


なんでこんなに綺麗な所で寝ているの?

動けないけど、息がすごく楽!空気美味しい!


わたし、助けて貰えたの?

でも、ここどこ?

ほんとに助けて貰えたの?

ゆめなのかな?

それともずっと夢の中だったのかな?



で、わたしはだれなのかな?

なんとよばれるのかな?




ずっとまえはクズだった。

他の名前もあったけど。

叩く人がそう呼んでたからわたしはクズだった。


汚いとこではヨウだったけど。


ここではなんと呼ばれるのだろう。

私は何になるのだろう。





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