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Ultimate Wars ー 才能なしの人生だった俺、宇宙の危機で人類の切り札になる ー  作者: hanaXIII


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第四十一話 お祝い

今回は新メンバー・リスタの歓迎会!……ですが、後半に今後の展開を左右する衝撃の「惑星データ」が判明します。

ユウの「空を飛びたい」という純粋な夢に、暗雲が立ち込めるかも……!?

覚悟してお読みください!

ユウとリスタは風呂から出て、食事をするフロアに入る。

目の前には豪華な食事が並んでいる。


「わ!これは?!」

そこにはアリスがエプロン姿で立っていた。

「さあ!座って!みんなでパーティしましょう!

なんてったって、今日はリスタが仲間に入った日なんだから!」


「では、リスタが仲間になったことを祝して、乾杯ー!」

三人はグラスを当て合う。

AIが最適化して作った料理はどれも絶品。

自家栽培していることなども話すと、リスタは興味津々だった。


「ところで、惑星クリプタについて、リスタはどこまで知ってるの?」

アリスが唐突にリスタに質問する。


「惑星クリプタ、超感覚の星。

記録によると、そこにはある種族が住んでいて、見た目は妖精のよう。ユウにわかりやすく例えると、そんな感じ。エルフに近い見た目もいる。

クリプタ星の民は、空を飛んだり、五感が鋭かったり、少し先の未来まで見える人もいる。

そう書かれていたの。

ある文献には、感覚系は、覚醒の基礎になりうるもので、身を守るものとして重要とも書いてあった。

だから、セブンスターへの進路を目指すとなった時、先に行っておきたいと思ったの。」


「妖精かあ。確かに、宇宙のミッションの時、たまにそういう種族がいるなとは思ったの。

もしかすると、クリプタの人たちだったのかも。

空を飛ぶところは見たことないけど、できるようになったらすごいよね!」


「……お、俺が空を?」

(まさか、こんな早く一つ夢が叶う?のか?)


「けど、どのような才能が眠っているかは未知数よ。ましてや、他の文献にも空を飛ぶ個体のデータがあまりないの。もしかすると、限られた人にしか覚醒できないのかもしれない。」


(やっぱりそうだよなあ……けど、どんな能力でも、俺にとっては成長だ。

しっかり身につけよう。)


「何黙ってるの??ご飯、口に合わなかった??」

アリスに覗き込まれて、ユウは慌てて首を横に振った。

「ん?え!いや、ご飯美味しいよ!

ちょっと考え事してたんだ!

妖精とか、未来予知とか、もう漫画の世界過ぎて、あまりにスケールが大きいから、ついていくのに必死で……」


「確かに不安はあるよね……わたしも自分の変化についていけてないの。

でも大丈夫!そこでしっかり研究して、セブンスターへ向かおうね!」


「あ!もしユウが飛べるようになったら、いつかわたしを連れて飛んでね!」


「う、うん!頑張るよ!」

ユウは顔を赤くして頷いた。その時--


「アリス、ラボからメッセージが届いています。

惑星クリプタのことです。」

ラムからアナウンスがある。


アリスが腕の端末で操作すると、空間にホログラムモニターが映し出された。


…………


アリスは目を見開く。

「これは、穏やかじゃないわね……。

ユウ、リスタ。惑星クリプタについて、ラボから来たことを今から伝えるね」


妖精の国への期待に水を差す、不穏な知らせ。

ユウは箸を置き、アリスの口から漏れる次の一言を、固唾を飲んで待つしかなかった。


第四十一話 完

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

リスタの語る「妖精の星」への期待が高まる中、舞い込んだ不穏なニュース。

果たして惑星クリプタでユウたちを待ち受けるものとは――。

ここまで読んで「面白い!」「続きが気になる!」と思ってくださった方は、ぜひブックマークや、下の評価欄(☆☆☆☆☆)から応援をいただけますと、執筆の大きな励みになります!

皆様の熱いコメントもお待ちしております。一言でもいただけると、更新の大きなエネルギーになります。

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