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Ultimate Wars ー 才能なしの人生だった俺、宇宙の危機で人類の切り札になる ー  作者: hanaXIII


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第三十三話 新規定

ラボの高度な技術を目の当たりにするリスタ。

そこで下された新たな規定は、ニューラの未来を大きく変えるものでした。


午後からのミーティングは長丁場になるとのことで、ユウとアリス、そしてリスタはラボ内を見て回る。

リスタは目を光らせて、スタッフたちに色々質問をしたり、逆に質問を受けてアドバイスなどしていた。


「すごいなあ、あの歳でもう研究者か。天才ってレベルが違う。」

「何言ってるの?ユウだってそうだよ?

周りから見たら優秀って、タイガもミナミも言ってたでしょう?」

「そ、それは……俺は努力しなきゃいけなくて……ああ、そうか。そうだよ。

リスタもきっと、とてつもない努力をしてるんだ。

天才なんて、一言で片付けたらいけなかった。

ありがとうアリス。」


アリスはニコリと笑う。


スタッフたちがこちらへやってくる。

「凄いですよ!ユウさん!アリスさん!

この子、ぜひうちに配属するよう、ハンズ博士に伝えてくれませんか?!」

「なにぃ!それならうちだろう?!」

次々にスタッフたちが駆け寄ってきては、リスタを引き抜こうとする。

リスタの才能は科学者たちにとって、公平なものだった。

あるスタッフが呟いた。

「ラボもニューラも科学者が増えて、研究が進めばいいなあ」

周囲のスタッフも賛同している。

きっと、ハンズ博士もそれについては納得するだろう。


ラボの居住区にもリスタを連れていく。

ユウが衝撃を受けたように、リスタも違和感を覚えていた。

「これが、壁を越えた科学。

みんな若い。いったい何歳なんだろう。」

リスタの表情が少し曇る。

「わたしは……いつまで科学者でいられるのかなあ。」

それを見たアリスはリスタを無言で抱き寄せる。

(そうだ。ニューラは寿命の幅があまりにも広い。早ければリスタくらいの歳で亡くなってしまう。

永遠とはいかなくても、せめてそこだけでもなんとか……ラボの科学を取り入れてもらえないだろうか。)



会議も終わり、新たな規定も決定した。


修正点だけ開示するとのこと。


一つ

今回の件は不問にする。その代わり、ニューラの研究をラボと共有すること


二つ

これから研究者を目指すニューラの民を受け入れ、共に研究をすること


三つ

ニューラの課題に対してラボから協力し、知識と技術を共有すること


これらが追加された。


また、安全面を考慮した規定においては

ニューラのラボは厳重なセキュリティを施し、ラボメンバーとともにしっかりと管理していくこと。

また宇宙に関しては、外敵からの脅威を十分に把握した上で検討していく。

とのことだった。


あらゆることが禁止されていたものから、一つステップアップした内容だった。


「良かったね大統領!これで寿命の問題も、少し改善されてくるといいね!」

「ああ、本当にアリス、ユウ、君ら二人には感謝しかない!

これからも、ニューラの民のため、わたしはここで頑張るつもりだ。」


そろそろ時間となり、大統領たちとは一旦別れることになる。


港で送る際、ハンズ博士がある提案をする。


「それと、もう一つ。

我らラボとニューラのラボを合わせて、一人だけ、ユウたちに同行させることとなった。」


!!


皆が驚いている。これは大統領も知らなかったらしい。

ハンズ博士は続ける。

「なので、一度この話は持ち帰り、また連絡をくれ。こちら側も、誰が適任かを選抜するつもりだ。

次の合同ミーティングで、最終決定しようじゃないか。」


驚きのおさまらないまま、リスタや大統領たちは帰っていった。


「リスタ!またいつでも遊びに来てねー!まだしばらくいるからー!」

「うん!必ず!」


そういって、手を振り、船は出航するのだった。


研究者を一人同行させる。

それはユウにとっても重要なことだ。

(いったい誰が選ばれるのかな。俺も考えてみよう。これは、俺たちの問題でもあるんだ!)


第三十三話 完

最後までお読みいただきありがとうございます!

ニューラとラボ、二つの文明が手を取り合う新時代が幕を開けました。

そしてハンズ博士から告げられた「同行者」の存在……選ばれるのは一体誰なのか!?

物語の続きが気になる!と思ってくださった方は、ぜひブックマーク登録や下の評価欄から**ポイント評価(☆☆☆☆☆)で応援をお願いします!

皆様の感想コメントも、一文字ずつ大切に読ませていただいております。

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これからも応援よろしくお願いします!

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