『精神濃度壊滅からの、出発地点』・・・『詩の群れ』から
『精神濃度壊滅からの、出発地点』・・・『詩の群れ』から
㈠
何事にも、出発地点が必要だな、必要不可欠な、神羅万象の用意だ。
確かに、無理のない範囲で、遣ってきたんだ、何かおかしくなっても、さ。
それは、精神濃度が壊滅して、初めて自己を暴いたんじゃないか?
㈡
ふざけた精神状態から、人間は光を探しながら、出発地点を目指すんだ。
豆腐小僧が現出した頃、我々は文明開化を思考し始めたんじゃないか?
え?
㈢
つまりさ、無言という無言の無言を感じて信じることは、無言の無言形式なんだよ。
精神濃度壊滅からの、出発地点は、靴を探す旅さ。
エンドレスで、足早に、俺は光を見て、街中を駆け抜ける。