2.どうやらここは異世界らしい
目を覚ますとそこには視界中に真っ白な世界が広がっていた。まだ死んでなかったんだ。それよりここどこだろう。病院でもなさそうだしな。あ、なんか遠くに人がいる。遠いけど行ってみるか。歩き出した瞬間、もう自分は人がいるところにいた。へ?もしかして夢?いやでもすごい現実感があるな。とりあえずこの人たちに聞いてみよう。
「あの、ここってどこですかね?」
全員知らない人だったけど、勇気を振り絞って聞いてみた。
「おぉ!ユウじゃねぇか!生きてたのか!」
「え?タカ?え?」
もう一度人を見回してみると、全員クラスメイトだった。あー、友達少なかったから分かんなかったわ。ちなみにタカは鷹槻のことである。
「それよりもユウ!ここ良い世界っていうらしいぜ!」
なんだ良い世界って。初めて聞いたな。
「馬鹿ねぇ鷹槻。異世界よ。いーせーかーい。」
え?異世界?あのラノベとかのやつ?まじか。憧れてたな。こーゆーの。
「あとなユウ!すげぇ茄子オーブン!って言うとなんか目の前に!ボワって!出てくる!ボワって!すげぇぞ!」
後半の語彙力の無さ。すげぇ茄子オーブン?なんだそれ?
「だから、ステータスオープンだって言ってるでしょうが!!!!」
おお。怖。ちなみにさっきからタカを指摘しているのはクラス委員長の羽咲舞華さんだ。才色兼備で文武両道。高嶺の花って感じだ。取り敢えず自分のステータスが知れるっぽいからやってみるか。
「ステータスオープン」
すると目の前に半透明の板が出てきた。うお。すげえ。
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