起動
2作目ですが前の作品は大幅に直して、再投稿します。
カチャカチャカチャ
薄暗い部屋の中で締りのない黒髪にヘッドホンを付け、毛布に、くるまりながら、手塚 由来の碧眼はテレビ画面を凝視し、ゲームコントローラから操作音が出る程、面白そうに笑をうかべ、FPSを夢中でプレイしている。
「よっしゃーランク50位達成!」
由来はテレビ画面に表示された、WORLD RANK 50 をその瞳に映した瞬間、嬉しさが心の底から湧き出すと、毛布を立つ勢いで跳ばし、気が付くと感涙を頬に流しながらガッツポーズを右拳で取り、そのまま腕を暗い天井に伸ばしていた。
すると今まで続いていた由来の集中力が切れ、ベランダからスズメの囀りが聴こえてくると、由来はベランダに急ぎ駆け寄り、カーテンを力いっぱい開き窓際から外を見ると朝日が眩しく由来を照らしてきた、由来は直ぐ様、掛け時計を見るをと針は朝6時を刺している。
(……やべー今日俺これから学校なのにオールしちまった……引越し荷物の整理の息抜きで、ちょっとゲームやるつもりだったのに……まさかここまでやり込むとは!? 確かに昔から自分でもゲーマーゲーマーとは思っていたけれど! さすがに新しく編入する学校翌日に、これはないだろ……)
由来の心は後悔の気持ちでいっぱいになり、床で踠き初めている。
(いや待て! たかがオールしたぐらいで、まだ何も終わってないだ、むしろこれからが始まるんだ! そう俺はそれに備えて今出来る事をしなければ!)
由来は虚しくなったと思ったら、突如活力が湧き始め、そのままの勢いでベットに潜り寝る体勢に入ろうとしている。
(そう今、俺に出来る事はただ寝るだけだ!!)
〜〜〜
「とういうのが今日、君が一学期初めに昼間過ぎに遅刻した経緯か……あははははっ」
由来は遅れながらも、学校に到着して直ぐ職員室へと連れてこられ、そこで由来はとても綺麗な枝毛1つもない長い黒髪をした、まさに大和撫子という言葉が相応しい呑刈 祀里と言う、女性教師に立たされながら遅刻した訳を全て聞かされ、そしたら祀里は自分のつり目を手で隠し、面白そうに笑い始めた、由来も祀里が笑うと遅れてその場のノリで笑い始める。
「「あははははははっ」」
「うるさいわー!!」
(えーーー!?)
由来は突如、祀里の予備動作すら醸し出さない流れる様に綺麗な達人級の正拳突きを、由来の全く鍛えられていない細く柔らかいお腹に、声すら出せない威力と速さで喰らう。
そして教師(祀里)が生徒(由来)に手を挙げたというのに周りの職員達は気付かず、平然と自分の職務を続けていた、まぁ由来にとってそれどうでもよかった、というかそんなことより、殴られたお腹の痛みと祀里以外のものを感じ取れない状況だっなのだ。
「いやはや、私もかなり驚いたよ、この学園に編入してくる、生徒なんて珍しというのに……こんな形で驚かされるとは、なぁ手塚 由来」
祀里は嬉しそうに? ニヤつきながら由来に話すと由来は祀里の顔を見て何処か悪寒を感じながら自分も負けじと微笑みながら返事を返そうとする。
「は、はい…というか……俺も驚きましたよ! いきなりあんな鮮やかなグーを入れるとは……というか先生、元格闘家?」
「いや、私は元花の女子大生だぞ」
「でも、先生今みそ・・・」
「それ以上言ったら、もう一度私の拳が火を噴くぞ」
「すみません、殴らないで下さい」
(言っちゃダメだったかな?)
祀里が厳しい顔をし由来に拳を見せると、すぐさま由来は黙り、身体全体を震え怯えながら謝罪すると、それを見た女性教師は一体、何を悪い事を思いついたのか顔を一瞬、由来に見えない様に現した。
「いやいや、ここは殴られようよ」
祀里はさっきと言っていた事と真逆の言葉をいきなり面白うに言ってくると由来は逃げ道が無いと思い「……すみません僕Mじゃないんで……」と最後に弱々しく言い返した。
「あはははっそうだよなそれで良い、今日はもう学校ないから帰っていいぞ」
「えっ!? あっはい」
少し間が開くと祀里は腹を抱えながら笑い始め、由来を許し職員室を出ていかせた、由来もそお言われ最初は戸惑いながらも職員室を出た。
〜〜〜
「また、説教ですか…祀里先生?」
「鏡先生……」
由来が出ていく祀里の隣の席に座っている、鏡と言う、男子教師がいつもの様にニヤニヤしながら聞いてきくると、祀里は鏡の名前呟き、少し疲れているのか椅子へ深く座る。
「彼が噂の生徒ですか?」
「えぇ彼が学園長お墨付きの子です」
「へ〜彼がですか面白い子ですね、でも珍しいですよね、この学園に編入なんて今までいませんでしたよね?」
祀里は最初は無視しようとしたが、直ぐに別の質問とんでくると流石に無視は出来ないと思い、椅子に深く座ったまま"噂の生徒"を認め、そこに学園長お墨付きを付け加えて答えてあげると、鏡はどこか嬉しそうに声が弾みながら、また新たな質問をしてくる。
「クス……鏡先生煙草吸いましたね?」
「えっ!?……匂います?……」
彼女は1回軽く笑うと自分の鼻をつまみながら、鏡に質問を質問で返し濁した。鏡は驚き自分の服を鼻に近づけながら嗅いだ。
〜〜〜
(何故、帰してくれたのだろう?)
由来は先程の職員室での祀里の言動を疑問に思いながら、廊下を歩きながら考え込んでいた。
(まぁいいっか、それよりもこの学校無駄にでかいなぁ! 少し歩くと迷子になっちまう……そうだどうせもう学校無いし、少し学校探検しよ。)
由来は考えるのをやめ、子供のように嬉しそうに早歩きしながら屋上に向かう、由来も何故、屋上に行こうと思ったのか後であらためて考えても分からなかったが、そのときは自然と足がそこへ向かわせた。
屋上に着くと手すりを掴み遠くを眺めると、由来の瞳には写った光景は海だった、その奥には薄らとビルや港などが見えたが、由来にとっては海の方が大事であった、潮風の中、海に瞳を輝かせながら奪われていた由来は子供の様に見えた。
そうそして由来の通う、国立統真学園は都内の人工島に建てられたエリート校である。
するといきなり強風が吹くと海に瞳が奪われていた由来の横目に白銀の細い糸がに映った、気になった由来は糸が見えた方向を向くと、そこには海に背を向けながら白銀の髪を潮風に靡かせながら読書をしている、同年代位に見える白銀の少女を見つけた。
少女の髪は潮風に靡けば靡く程、光の反射を無数に反射し、見るもの魅了させている。そして彼女は由来に一切気付かず、手すりに寄りかかりながら分厚い本を1人読んでいた。たが由来は彼女の印象残る髪ではなく、持っていた分厚い本に目が奪われた、その本にはこう書かれてあった〈怪物の狩人〜公式完全攻略ガイドブック〜重圧版 〉。
(あ、あの本は今年の冬、コプロンから発売された大人気ゲーム怪物の狩人の攻略本だと!? しかも完全重圧版、俺も面白くて連日プレイして学校を休んだほどの名作! 発売されたのは聞いていたが攻略本を買わないでゲームクリアというプライドで諦めていた本だ! まさか……こんな可愛い子がゲームの攻略本を読んでるとは思ってもいなかった)
「あの何の用ですか? さっきから凝視して?」
「えっ!? 凝視してないよ……」
「いいえ、してました!」
由来が白銀の少女の攻略本を見ながら内心喜んでいる事も長いせいか、少女が由来に気付き、由来を不審に思い近づき、身長が届かない由来を見上げながら、いきなりつきつとめるように聞いてきた、由来は自分を見上げる彼女を見ながら少し頬を朱くする。
そして由来は彼女を凝視していないと説明したが、彼女は凝視したとさらに言い張ってきた。
「「・・・・」」
「……わかったよ、実はそれを見てたんだ」
由来は同情したのか彼女の腰元にあった攻略本に言いながら指を指した時、その時また強い潮風が吹、白銀の少女のスカートが風でめくれてしまった、更に丁度、由来の指と瞳はスカートの中の下着、指し、見ていた。
(シマシマだと!?)
「「・・・・」」
「……見ましたか?」
「……いいえ、見てません」
「……いいえ、見てました……まさかあなたさっきから、わっ私の下着を見てたんですか!? この変態! 人間のクズ!! 切腹してください!!!」
「だから、見てないって言ってるでしょ! それに百歩譲って見てたとしても、切腹は嫌だ!」
「じゃあの指は何ですか! 私の下着を指さしてましたよね!」
「あの指は君の・・・」
彼女は顔を真っ赤にし、由来に怒り始めたが、由来も由来で負けず言い分をしてきた、最後に由来は何かを言おうとした途中また強い潮風が吹くと察しの通り、彼女のスカートがまたまた、めくれてしまっい、由来の瞳にそれが映った時、由来の中では2つの気持ちが湧いた「シマシマ」と「逃げよう」、彼女はスカートを更に真っ赤になりながら抑えながらも、今にも由来を襲いかかりそうな表情と体制に入ろうとしていた。
「ややっぱり、私の下・・・てっ!?あれ?待てーーー!!」
彼女が由来を怒鳴ろうとした時、由来はもう既に屋上扉まで走り階段を凄い勢いで何も考えず走り去って行く。
(もう何なのアイツ!?)
残され白銀の少女はそお思いながら由来を軽蔑し始める。
〜〜〜
「ハァハァハァハァ」
(無我夢中で走ったわいいもののここ何処?)
由来は元々人並みより無い体力で走ったせいか、激しく息切れをしながら廊下真ん中で下を向きながら迷っていた、そして由来は呼吸が整ってくると、上を見上げたらゲーム攻略部と書かれた表示がある。
(なんか、親近感がわくな〜)
由来はそれをみると少し嬉しくなり、歩きだし、寮へと帰って行く。
〜〜〜
マ・・め・・て……・ざ・め・
由来は目を開けると、夢の中で途切れ途切れに聞こえてきた、幼い少女の声を不思議と思いながら考え始める。
(ロリコンじゃないよね…俺? 確かに最近ロリが出るゲームはやったけどここまでとは……)
グーー
(そういえば俺……寮に帰ってから何も食べてないんだった)
由来が少し落ち込むとお腹から虫の音が鳴り由来は今自分の身体がお腹が空いている事に気づいた。
(23時46分か…食堂もやってないだろうな、まぁ別に食べなくてもいいけど健康的にダメだよね! よし、コンビニ行こう!)
由来の寮には門限が無く生徒であれば自由に出入りが出来る寮であり、そしてこの人工島には学校と寮以外にも衣・食・住・娯楽の4つがちゃんと備わっていり、市街地もある。
由来は部屋着の上に軽く黒のパーカーを羽織るとすぐ部屋から出ると、外は生憎の小雨だった、でも由来はそれを見ると少し嬉しくなりコンビニへ向かった。
(たまにはこんな夜も良いな!)
外はやけに静かで、人口も少ないせいか車の1つも走っていない雨の降る夜道、都内暮らしの由来にとっては車の走らない道路は珍しく、そして鮮明に聞こえる雨音がなりより嬉しかった、だが手塚 由来にとってはこの時、コンビニ行っても行かなくても、どちらにしろ変わらない未来だったが、それでも由来にとっては一生忘れはない雨夜になる14分前だった。
〜〜〜
「ありがとうございました〜」
コンビニ店員の独特の挨拶を聞き、コンビニを出ていった由来のコンビニ袋の中には、当初の目的の晩飯ではなく、週間ゲーム雑誌ギルドが入っていた。
(良かったギルドが置いてあって、これがないと最新のゲーム情報に遅れてしまう!)
由来は幸福に浸りながらガッツポーズをし、先程より強くなった雨の降る夜道を歩いていると。
ゴーンゴーンゴーン
山の上から島全体に鐘の音が鳴り響いた、由来はそんなに鐘の音を気にせず、雑誌を早く読みたいという気持ちで、歩いていると向こうから、こちらへ向かってくる、人影が見えた、遠く暗闇の中顔をははっきり見えなかったが、近づく事に人の形を段々と現しらわしてきた。
(コンビニでも行くのかな?)
由来は自分と同じ買い物かと、怪しいとは思いもしなく、すれ違おうとした瞬間。
よ・て!
「へ?」
由来はとつぞ聞こえた声に引き寄せながら、転ぶと、1つ遅れてさっきまで由来の頭があった場所に光る何かが横切る。
「……まじかよ?……」
由来は自分が転んだ事には驚いたが、だがそれよりもすぐ横にいた人影に由来は驚いた、初めは暗闇の中わからなかったが、目を凝らし人影の顔を見ると。
由来が見たの顔というよりは、肉、眼球、鼻が無く、肌というよりはあまりにも白すぎる、それを隠す様にか紫の布を着て、包丁とは同じ長さだが包丁より鋭そうな街灯に反射する短剣を持っていた、そう由来はこの世に居るはずもない歩骸骨を見た、初め由来は誰かの悪戯だと思ったが、歩骸骨の手元が反射ると短剣を由来に振り下ろして来た、由来は何とか横に躱し、すぐ立ち上がり逃げたが、歩骸骨は追いかてき。
(骨? スケルトン? 剣? 怖い? ファンタジー? ゲームのやり過ぎ? 夢?)
由来は足が滑る中、今起こっている光景に何とか頭を整理使用としたが、だがこの世界でどうやっても一生見ないという、場面をまじかで見て、整理できるはずもない、はずだったが。
(……そうか…これは○○○なんだ……)
常人には恐怖や驚きで整理がつかない頭を由来は、ある1つのワードで半ば強制的に整理させた、由来はそう考えると嬉しくなり、逃げながら気味悪く笑いだす。
歩骸骨は路地裏に逃げた由来を追いかると、そこで由来を見失った。
由来にとって逃げる、隠れる、気配を消す、等は上手には出来ないが、だが常人や普通の感覚をしている者には、由来でもバレないように動ける。
そして由来は塀から飛び降り。
パチャ
由来の着地は地面の水を弾き綺麗に可愛いく音を出すと歩骸骨は後ろに居た由来に気付き後ろを振り振り向くと、由来が道中、拾った木材で攻撃を歩骸骨にしたが、歩骸骨は攻撃を左腕で防いだ、由来の渾身の攻撃は歩骸骨の腕をかすった程度に当たったが、歩骸骨は少しバランスを崩し膝を地面に付けた。
カラン
そして由来はそのまま足で蹴り倒し、両足裏で歩骸骨の両手首を踏みつけながら抑え、木材を自身の頭上に上げ、先を下に向けながら歩骸骨の頭を全力で突きをかました、その時の彼は殺気に似て非なる、何かを纏いながら嬉しそうに無気味に笑っていた。木材が歩く骸骨の頭に直撃する。
(ワンキル)
だが、結果は由来の考えより大きく外れた、木材から痺れが由来の手に伝わると同時に木材にも大きな亀裂が走った、歩骸骨の頭蓋骨は木材より硬く、岩と同じ強度だった。
由来は急に痛みが手に伝わると動揺しながら後ろへ下がった、そして歩骸骨は抑えられていた足を退かされると、まだ動揺を隠せない由来へ歩み寄り、持っていた短剣で由来を刺した。
(痛い! 痛い! 痛い! 痛い! 痛い! 痛い! 痛い! 刺された……)
由来は何とか致命傷は避けられが、左腕上腕部に深く刺された、傷口からは由来が予想してたより血が溢れ右手で抑えるしか考えられなかった、すると歩骸骨が痛みに苦しんでいる由来にもう1回刺そうとしてきた、由来は壊れかけの木材を右片手で必死の一撃を歩骸骨に叩いたが当たった瞬間、木材は真っ二つに割れ、すると由来は冷静になり、改めて歩骸骨が持っている血塗れた短剣に目が行き、先程の光景が恐怖として脳裏を横切ってきた、由来は恐怖にかられ、立ち上がろうとする歩骸骨から逃げ出した。
彼は今気づいた今この瞬間自分が殺されている事を。
(……ころされる……)
由来は一心不乱に逃げ、逃げ、逃げ、気がつくと息を切らしながら橋の前にいた、川は雨のせいで濁流しながら強い流れで海の方へ流れていくのが見え、そして由来の後ろからはまだ、歩骸骨が遠い距離からだが追ってくるのが、わかった。
(どうしてこうなった? 追いかけてくるな? 何で戦ってる? どうしてこんな無価値な事をしている、どうして? どうして? どうして? どうして?)
すると由来のコンビニ袋から週間雑誌を落ちると雑誌は水溜まりに落ち、普通なら浮かぶ所を強い雨に打たれた雑誌は水溜まりの中へ沈んだ。
(そうか……面白いからか☆)
それをしばらく見ていた由来は勝気と嬉しさを思いながらら雨の中一人爆笑し始めた、由来の笑い声は激しい雨音でかき消していた。
(さあ、殺し合い(ゲーム)を始めよう☆)
歩骸骨が橋の前に着くと由来の姿はなかった、歩骸骨は橋の奥へ足を運び橋の中間辺りを過ぎると。
キーーン……ポチャ
突然金属音が雨の中、鳴り響き、その後に川に小さな何かが落ちる音がした、音がしたのは鉄骨の手すりからだった。
歩骸骨には知能が無くただ怪しと思った所に行く骸骨であるため、今回も短剣を持ちながら手すりへ向った、歩骸骨が手すりに着くと反対側の手すり地面辺りから黒い何かが立ち上がった、それは由来であった由来は歩骸骨に気づかれないように気配を消しながらずっと地面に這いつくばっていた、その時羽織っていた黒パーカーもその行動に一役かっていた、そして由来は足音をなるべく立てずに歩骸骨の後をとり右手で激流へ落とした、歩骸骨は骨だけなのか思いのほか軽く、オタクの由来でもすぐに川へ落とせた。
「知ってるか、骨野郎…骨は沈むんだよ、だがお前は沈んでも陸へ戻て来る、だがこの激流ならどうよ?」
バチャン!
由来は川へ落ちる途中の歩骸骨に冷静の中、嬉しさがある、言葉でいう。
「これでい・・・それとお前さん、バランス悪いよな?そりゃそうだただで面積が少ない、足の平をもっと少なくしてるんだ、そりゃあ小突いたくらいでバランス崩すは、じゃあその中はどう?」
歩骸骨は激流した川から浮かぶことや陸へ上がる事無く、川底で永遠と立てないまま流れにのまれていった。
「今度こそ1キル」
由来は腕を上へあげながら手を拳にしていた、これは彼がいつも本当に嬉しい時にやるポーズだ、そして由来はそのまま左腕の傷を抑えながら静かに笑いながら寮へ帰ろうとした時。
「「「カラン、カラン、カラン」」」
由来の後ろから骨と骨がぶつかる時の音がした、由来は疲れた表情と少しばかりの恐怖を顔に表しながら後をゆっくりふり向いた、その時、海鳴りが走ったそして海鳴りが聞こえたあと、すぐに由来の周りを雷光が照らした、雷光は夜の闇を大要の歩骸骨を照らした、由来の前や後ろに横にわんさかと400近くの歩骸骨の集団ほそこに居た、由来も流石に笑えなくなり膝を着き絶望し始めた。
(……GAME OVER?)
すると歩骸骨の群れの中から、一体他の歩骸骨よりはひと回り大きく足を浮遊させている、大鎌を持った骸骨がいた、まるでその風格はこの大量の歩骸骨をまとめる不命王の様だった、不命王は浮遊しながら由来の所まで移動してきた。
(否、RETRYだろ!!)
由来は諦めかけていた心を恐怖を1人のゲーマー魂として乗り越えた、由来は右手で殴・・・
(……えっ!?)
……ボト
由来が不命王を殴ろうとした時、由来は突然と足の力が無くなり、そのまま地面に顔をぶつけながら倒れた、まるで落とし穴掛かったようにいきなり、視点がしたへ急に下がったような感じっだった、そして由来はまた、立とうとしても立てなかった、どんなに足に力を入れようとしても入らなかった、そして足の感覚すらなかった、その時不命王の鎌から、一滴の血が落ちた、落ちる瞬間を見た由来はある悪い想像をした、そして恐る恐る自分の脚を見ると、両脚とも由来の体から消えていた、由来は最初目の前の現実を受け止める事は出来なかったが、もう1度、不命王の顔を見ると、不命王の顔は他の歩骸骨と同じ顔つきだったが、だが由来にとってその化物は勝利の笑を浮かべている様に見えた、それを見た由来は諦めきれない所はあったが。
負けを認めた。
「……羽ばたけ翼鐵……」
その時、光る何かが凄まじい速さで周りの雑魚達を切り裂いていった、その光は1つではなく複数あった、そして1つの光が不命王の前頭部部分を狙い放たれたが、当たる直前に光は不命王の見えない障壁に止まりその形を止まってやっと表した、光の正体は鏡の様に光るガラスの様な刀刃だった、そして1人の少女が由来の前に背を向けながら表した、その少女は雨に打たれない様に傘をしていて顔は見えなかったが由来にとっては傘からはみ出していた白銀の髪に目がいっていた、その髪は由来にとっても多分彼女にとってもは忘れはしない昼間の屋上であった少女の髪に似ていた、少女は渋々由来を振り向き呟いた"へんたい"だが由来は自分の死ぬ間際の前で彼女の言葉は聞こえていなく、意識もおぼついていた。
〜〜〜
目覚めると朝だった、見知った天井が見えると周りを見るとまだ取り出していない引越しダンボールや自分の家具があった、どうやら由来は寮で寝ていたらし、由来は起き上がると自分の体に疲労がこうじている事に気づいた、そして頭を抱え昨日の事を思い出そうとしたら布団が勝手に動いた、由来は恐る恐る中を覗くと黒髪の幼女がいた。
「へっ!?」
END
ここまで読んで頂きありがとうございます。
投稿スペースは遅いですが、頑張って投稿して行きたいと思います。