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今、中学生の数学の計算は、=をかかない。

「とにかく 今から俺に付き合ってくれ」

脳のブラックホールをさ迷っていた 俺のピンクの脳細胞は、その気持ち悪いプロポーズっポイ言葉を聞いて、対称性の破れから生き残った、素粒子のようにぽつんとスーパーがたいの体の前に引き戻された。と同時に、別の素粒子が 例のC#の笑い声とともに近づいてきた。

「神さん!元気でしたか?」

さらに半音#したその声は、いかにも、今日であったが百年目みたいな調子である。

「神さんの Fantasticな 声帯からでる パワフルハイトーンTenorが、聞けないと寂しいんですよ。」とその もりくみばり の体を 揺らせて 迫ってきた。

声帯、足首、手首、アキレス腱。俺の身体が誇る パート四天王だ。 とくに、声帯とアキレス腱は、その道のプロから、褒められた事もある。声帯は、ゴスペルをやる前、ある合唱でVoice Training にきていた、二期会所属の バリトンのソリストの先生に、言われた。その先生がいうには、Tenorの人の声帯は、普通は短く細いらしいのだが、俺のは、長くても高音がでて、声量を保てるらしい。その先生からは、音大へ入っていれば、ソリストになれたと言われた。まあ、声帯以外もついていけたらの話しだが…。「神、お前 合唱もやるのか!自己流、メッセージフォークソングじゃ なかったのか?」 それに俺が 答えようとすると、

「そう ギターのひき語りも素敵ですけど、ゴスペルの カウンターテナーと ラップは、一級品なんですよ!」と、さらに 半音上がった声で吠えたてた。

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