暗記は、見る、聞く、読む、書くをすべて使って
プラハ演説より 核兵器廃絶は現実かまた夢か
案の定、電話は、鏡警部 だった。 電話の 内容は、もちろん、今すぐ 現場のジムへ来いとの事。
ただし、サムデイジムではなく、例のリバティジムだ。空上は、そこで 首をつって死んでいたらしい。車で15分で、ジムに着いた。一年ぶりに、使い慣れた駐車場に車をとめた。林上グループと縁を切るまでは十年近く通ったジムだ。経営者が変わっても、スタッフは変わってないと聞いた。
しかし、今日は、警察の関係者でいっぱいだ。受け付けの顔なじみのスタッフに、鏡を呼び出してもらうと、話しを聞いてるので、しばらく待てとの事。しばらく、ロビーで数の少ない男物のウェアを、選んでいた。
ホントに、エアロビクスの男物のウェアは、地方では、特にない。大会モードのエアロビクスをやってる時は、東京、大阪、名古屋の大都市で、大会は行われるので、大会会場か、近くの専門ショップで買っていた。
最近はネットショッピングという手もあるが、やはり服をてにとれないのは、不安である。
めずらしく、一枚男もののウェアーがあった。よく見ようと思い、ポールから外して見ようとすると、
「じんさん」 と声がかかった。
声の主は、このジムができて二ヶ月目から入った頃からの知り合いのスタッフ、今はフリーイントラの 田埜 百合である。「あれ、ここ辞めたんじゃなかったっけ?」と言うと、経営者替わってから、フリーで来ているとの事だ。
彼女は、大袈裟にいえば、俺の命の恩人である。