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現代孔明  作者: フジオ
4/5

合戦

出陣の知らせを聞いた安藤さんは小姓を呼び、鎧を着込み戦支度をする。

きっちりと鎧を着込んだ精悍な出で立ちは、とても五十を超える年齢とは思えないほどに決まっていた。

「半兵衛よ。」

そういって自分の腰に差すはずの刀を一本、俺に向けて差し出した。

「この刀を持ち、わしとともに来い。先ほど庇護を求めるといっておったな。わしはそなたが気に入った。わしの側仕えとして使ってやる、ついてまいれ。」

「えぇっ!?」

俺が戦に?

とてもではないが、そんなことができるとはおもわなかった。

しかし、どうごまかしたものか……。

まずは一番ありきたりなところでいってみるか。

「じ、実は私は病弱で……、とても武器を持って戦働きは……、ごほっごほっ!」

いかん、自分でいってて馬鹿馬鹿しくなってきたぞ。

すると安藤さんは、軽く笑いながらいった。

「何、前線に出ろとはいわん、本陣にいればよい。美濃八千騎と謳われた我ら美濃衆だ、万が一にも本陣に攻め込まれたりはせんだろう、我らの実力を側でみておれ。」

そうして笑い飛ばしたあとに神妙な顔つきになると俺にいった。

「しかし、病弱とは大変じゃのう。わしにも病弱な娘がおるから人事とは思えん。未来の世でないここで病状が悪化しでもしたら薬なども大変じゃろう。」

と、信じてもらっちゃった上に心配までしてもらってしまった。

ちなみに、庇護を求める話しをしたときに未来への戻り方がわからないというのも話してある。

俺は、安藤さんは思っていたより優しい人だとおもった。

見ず知らずどころか、あからさまに怪しい人間である俺を心配してくれるのだ…。

優しい人をだまし続けるようで気がひけるが、こうなると嘘とは非常にいいづらい…。

しょうがない、こうなったら病弱設定で押し通すしかないみたいだな。

そういや史実の竹中半兵衛も病弱だったなとおもいたつ。

そういえば、ふと気になったのことがある。

「安藤さま、この美濃には竹中氏という武家があるはずでは?」

そう聞いてみた。

すると、安藤さんは不思議そうな顔になってこういった。


「わしが知る限り、この美濃に竹中などという武家はおらんぞ?」



結局、戦にはついていくことになった、刀は丁重にお断りしたが。

剣の覚えはあるが、とても真剣で人を殺すなんてできそうもなかったからだ。

しかし、竹中氏がいないとはどういうことだろう。

例え、『竹中半兵衛』が、まだ仕官してなく知られていないとしても、竹中氏そのものを知らないのはおかしい。

よくわからない、一体どうしてそうなっているのか……。

まぁよくわからないものを考えていても仕方がない。

過去に飛ばされるという時点で、もう全くわけがわからないのだ。

しかし、過去に飛ばされて数時間後には合戦の場に向けて進軍中とは……。

数奇な運命というか、とんでもなく不幸というか…。

自分の不幸さにため息をついていると、

「体調は大丈夫か?」

と、馬上の俺に安藤さんは声をかけてくれた。

安藤さんは病弱な(と、おもっている)俺のために馬を用意してくれた。

乗馬は親父にやらされていた色々なことの中にあり、若干勝手が違うものの、然したる問題もなく乗ることが出来た。

「えぇ、体調は大丈夫です。」

安藤さんは一つ頷き、前へと目線を戻し、行軍を続けた。

6時間ほど経ったころには、織田の軍と衝突するだろうと思われる木曽川の流域に辿り着いた。

ちなみに、6時間ほどとわかったのは携帯の時計表示のおかげである。

だが、携帯など何の役にも立たないとはおもうが、万が一にも何かで後悔はしたくないので電源を落とした。

ここでは携帯のバッテリーも有限である、無駄遣いはできない。

河向こうには織田木瓜おだもっこうの旗も見える。

お互いの距離はもう1キロメートルはないだろう。

少しお互いが詰め寄るだけで弓や鉄砲の射程に入ってもおかしくない距離だ。

それに河といっても深くとも下半身が完全に沈んでしまう程度だ、馬に乗っていれば問題なく渡れてしまうだろうし、歩兵でも渡る場所を選べば多少足を取られる程度で済むだろう。

つまり、いつ戦闘が始まってもおかしくないようにみえる。

だが、まだしばらくは戦闘にならないだろうと俺は予測した。

理由は、この河だ。

お互いが河の中で戦えば、同条件だろう。

だが、河を渡らず掘と見立てた場合受けに回ったほうが断然有利だ。

それによって足止めをし、一方的に遠距離で攻撃することができてしまうからだ。

攻めたほうが不利というこの状況で攻めるやつはいないだろう。


つまり、この状況ならば守る側である齋藤家が有利だ。


ということになる。

もし、ここで俺が攻める側、つまり織田家の身ならどう攻めるだろうか?

思考の中に落ちたとき、織田軍から立派な馬に乗り、マントをつけた一人の武将が進み出てきた。

「我が名は織田上総介信長である!」

織田信長!!

恐らく戦国時代における一番の有名人にして、戦国の革命児!

本物の織田信長を見るとはなんと貴重な経験なんだ!

そう、興奮していると信長はさらに続けた。

「その旗印は安藤守就と見受けたが……、義龍の旗が見えぬところを見るに、義龍は怯えて城から出てこれんようだな!そんな腰抜けに我が義父が愛したこの美濃の地は任せてはおけん!此度こそ、義父より頂いたこの国譲り状を現実のものとする!」

そういって、すっと信長は腕を上げ、一気に俺たちに向け振り下ろした。



「かかれぇーっ!!」



そんな馬鹿な!

あの織田信長ともあろうものが、この状況で仕掛けるという愚の骨頂としかいいようのない行動に出るとは…。

「弓隊、前へ!」

その号令とともに齋藤家の弓部隊が一列に並び、矢を番える。

「放てッ!」

河に足を取られた敵の部隊がこれを避けられるはずもなく、矢が放たれるたびにどんどんと数を減らしていく。

そして――――――。

「引け!引けぇい!」

なんと、織田軍が撤退を始めた。

(嘘だろ?確かに旗色は悪いが、いくらなんでも戦闘開始から引くまでが早すぎるんじゃないのか?ここまで何も策がないまま馬鹿正直に戦争をする男か?俺が知る織田信長という男は…。)

そのとき、安藤さんが号令をかけた。

「追えーっ!織田軍は撤退を始めたぞ!追撃して徹底的に叩くのだ!」

槍を捨て、背を向け一心に逃げていく織田軍を追いかけ、河の中に入っていく齋藤軍。

(何かおかしい。織田の軍を見たときから感じているこの違和感はなんだ?)

俺の頭の中で警鐘が鳴り響く。

そう、先ほど俺はこう考えたはずだ。

河を堀と見立てて戦えば、遠距離攻撃で一方的に勝利が飾れると。

そして、戦国時代の遠距離武器といえば、弓ともう一つ――――――。

「いけない!安藤さま!追撃をしてはダメだ!これは罠だ!」

「何ッ!?」

織田の兵が河を引き返し終え、河の中に残されたのは齋藤の兵だけになったときだった。



「鉄砲隊!構えーッ!」



ザッと、まるでこうなると予想されたように、否、予想されていたのだろう。

一部の乱れもなく、織田の鉄砲隊が――――――。

「放てーッ!!」



火を吹いた。



齋藤軍は阿鼻叫喚の大混乱に陥った。

先ほどの真逆の状態だ。

河が邪魔になり、逃げることも進むこともできない。

齋藤の兵は織田の鉄砲隊にどんどん討ち取られていく。

いや、先ほどの真逆ではない。

一当てして、齋藤軍を引っ張りだし引くと予定されていたいくつかの部隊が取った行動と、勝ったとおもい、追撃に移るため、ほぼ全軍が取った行動では大きな違いがある。

さらにいうなれば、勝ったと思ったところから急転直下虐殺される対象へと変わったのである。

「うわーっ!死にたくねぇーっ!」

「ヒィーッ!」

「いてぇよー!いてぇよー!」

そこかしこで悲鳴があがる。

「えぇい!落ち着け!落ち着かんか!」

こんな状態で、そんな一言で落ち着くはずもなかった。

(どうする!?どうすればいい!?)

とにかく、まずは兵を落ち着かせなくてはどうにもならない。

兵を落ち着かせるにはどうすればいい?

兵が求めているのはただ一つ、生きながらえることだ。

ここで兵を落ち着かせるには、その望みを叶えてやる以外にない。

(しかし、できるのか?)

そんな思考をしている間にも、兵たちは死んでいく。

(できるかできないかじゃない、やらなくちゃ!)

そう決意すると、こういった。

「私の名は、竹中半兵衛!齋藤家家老の安藤どのの客将である!兵よ!生き延びたくば、私の声を聞け!」

自分に出せる限りの声を張り上げ、そういった。

「まず、河の中にいる兵は武器を捨て逃げることだけを考えよ!周りの死者から陣笠を奪い、背中につけよ!多少なりとも違うはずだ!弓隊!お前たちは逃げる兵の援護をせよ!皆のもの!皆の命は私が受け持った!必ず生き延びさせてみせよう!」

そう、言った。

いや、言ってしまった。

不遜にも、身の程知らずにも、ただの高校生の俺が言い放ったのだ。

こう言った以上、もうこの兵たちの命に対して責任が生まれた。

そして、その責任を果たす義務が生まれた。

ならば、この撤退戦。

可能な限り、死者の数を減らしてみせる!



そして、俺の指示通りに動いた兵士たちがなんとか引き終えると、織田の兵はこちらが壊滅状態なのを見て逆に追撃をかけてきた。

このままではまずい!

「安藤どの!この辺りに身を隠しながら進める道はありませんか!?」

「う、うむ!それなら、山の中に木々のせいでうねり狂った道がある!」

「では、その道から撤退を開始します!」

必死に逃げにかかる。

だが、ダメだ。

こちらはけが人を抱えた部隊。

向こうにもけが人は出ているだろうが、重症のものは置いてきているのだろう。

動きの軽快さが違う。

このままでは追いつかれるのも時間の問題だった。

走りながらも指示を出す。

「誰か!現在の隊の状況がわかるものは報告を!特に兵の残存数を!」

「はっ!それでしたら、兵はおよそ五百ほどでございまする!織田の追撃隊はおよそ八百ほどかと!」

一瞬で思考をくみ上げる。

「ならば、まずは百の兵を敵に気づかれないように切り離せ、切り離す部隊には一人この辺りの地理に明るいものを入れたい、この状況で出来るか!」

「ここは美濃の地でございます!我ら安藤衆でしたら、誰でもこの辺りの地理については詳しいはずです!」

「心強い!では、百人ほど切り離したのち、半里ほどいったら引き返し、銅鑼を鳴らしながらこの部隊に合流しろ!」

「は?それでは一体何の意味が?」

「説明している暇はない!行け!」

「は、はっ!」

百人の兵が離れていく。

そして、さらに数分後に次の指示を出す。

「よし、今度は五十の部隊を引き離し、やはり半里ほど行かせたのちに銅鑼を鳴らしながらこの部隊に合流させろ!」

「はっ!」

これでやれるだけのことはやりきった。

そして、一里ほどいったところで織田軍に追いつかれきる前に軍の足を止めた。

「足軽隊!槍を持て!攻撃しなくていい、相手に槍を突き出しておくだけでも牽制になる!弓隊!足軽隊が槍で敵の足を止めている間に弓で援護を!工作隊!荷駄用の荷車を壊し防柵代わりにしろ!」

「そんなこといったって、こっちの倍近い数の敵だ!勝てっこねぇ!武士様が兵隊を分けて減らしちまうし!」

「皆の命は預かったといったぞ!俺は!そして一度預けた命だ!どうか俺を信じて最後まで戦ってほしい!この戦いは時間を稼げば勝てるんだ!」

だが、やはり士気は上がらない…。

こんな士気では時間を稼ぐことすらままならないだろう。

だが、どうすれば…。


「半兵衛、いや半兵衛どの。槍を向けておればよいとはこれでよいのか?」


そういって、先頭に立って槍を織田に向けて立ったのは…。

「安藤さ、安藤どの!そんな今回の部隊の総大将たる身にそのようなことは!」

「いや、総大将のわしがもう少し思慮深く行動しておれば今回のようなことにはならんかったろう。」

そして、安藤さんは兵たちに向け言葉を続ける。

「兵たちには徒に命を危険に晒してしまったこと心苦しくおもう。だが、そこの竹中半兵衛には何やら策があるようだ。そして今この状況ではその策を頼るしか生きながらえる術はなく、その策を実行するには兵たちの力が必要のようだ…。だから、どうか今一度わしらに力を貸してくれ!」

そういって、あろうことか齋藤家の筆頭家老という立場にある安藤さんが兵たちにむけ、頭を下げたのだった。

「そ、そんな…、武士様!武士様がわしらに頭なんぞ下げないでくだせぇ!」

「いや、今ここで生き延びるためにお主らの命を貸してくれといっているのだ、頭を下げねば非礼に当たるであろう。」

そういって頭を上げようとはしない安藤さんをみた兵士たちは。

「お、おい!皆!武士様が頭を下げてまで、わしらの命を貸してくれというておるんじゃ!ここらが命の賭け時じゃとおもわんか!」

そうだそうだと一人の声があがり、それが水溜りに落ちた水滴のように波紋を広げていく。

そうして、終いには大歓声になっていた。

「すまぬ!皆のもの!それでは改めて皆に頼む!今一度力を貸してくれ!」



ウオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォッッッ!!!!!!!



軍としては明らかに寡兵の三百人ちょっと、だが三百人の統一された意思の力には目を見張るものがあった。

そして、俺は安藤さんの持つ力の凄まじさを思い知った。

あそこまで士気が下がった部隊の士気をここまで完全に取り戻したのは安藤さんの力以外の何物でもなかった。

これが名将といわれる武将の力なのか。

いきなりぽっと出てきた俺の命の保証だけでは誰も信じ切れなかったのだろう。

だが、筆頭家老である自分がまっさきに俺の指示を実践しようとする。

それのみならず、弓隊ではなく、どうみても危険な槍部隊に入ろうとする姿勢。

そういうところに兵たちは心動かされたのだろう。

そして、木曽川の撤退戦は佳境を迎えようとしていた。




最初のぶつかり合いは齋藤軍の槍ぶすまと荷車を壊した柵で足止めをし、弓兵の斉射で相手の兵を減らすことができた。

だが、やはり三百人対八百人の部隊だ。

その差は倍以上なのだ。

ジリジリと押されていった。

「半兵衛どの!まだ耐えねばならんか!」

安藤さんが声を張り上げる。

「もうそろそろ、もうそろそろのはずなんだ!」

俺もなれない弓を手に一応攻撃には参加していた。

剣道ほどではないが、一応弓も少しはやったことがあった。

こうなると、クソ親父の武士教育にも感謝したほうがいいのかもしれない。

まさかこんな形で役に立つとはおもわなかったが。

(まだか?まだなのか?)

そして、もういい加減前衛が持たないかとおもった、そのときだ。



ジャーン!ジャーン!ジャーン!



「きた!」




ウオオオオオオオオォォォォォッッッ!!!!!!!



「さ、齋藤方の伏兵だー!」

「い、いったいどこから!?」

そのとき現れたのは、二回目に切り離した五十の部隊である。

彼らは織田家の後ろを付き、完全に奇襲に成功した。

「みろ!皆のもの!相手は伏兵で浮き足だっているぞ!攻めろ!」

一転して攻撃に移る。

「半兵衛どの!お主が部隊を切り離したのはこのためか!」

「えぇ!戦いは数です。ですが、数で負けている以上何か策を弄さねばどうにもならないのはわかっていたので、一計を案じたのですが…。」

齋藤軍は伏兵により大分盛り返した。

だが、齋藤軍は合流した伏兵とあわせても、その数三百。

織田は齋藤軍の柵からの攻撃と伏兵で数を減らしても、まだ五百は残っている。

結局はジリ貧段々と押し返されはじめる。

「半兵衛どの!このままでは!」

「えぇ!このままでは」

そういって、俺は――――――。





ニヤリと不適に笑みを浮かべ、こういった。

「勝ってしまいますな。」




ジャーン!ジャーン!ジャーン!




そこに現れたのは、最初に分けた百の部隊だった。

「げぇっ!また齋藤の伏兵!?」

「そんな馬鹿な!」

「うわああああああああああ!!!!」

織田軍は一度伏兵を耐え抜いたことにより、完全に油断していたのだろう。

こちらは万策尽きたと。

勝ちを確信したのだろう。

勝ちを確信した部隊が、それをひっくり返されたとき、どうなるか。

木曽川で齋藤軍が見せたとおりだ。

織田軍は大混乱に陥った。

「半兵衛どの!」

安藤さんが喜色満面の顔でこちらを見る。

俺は一つ頷くと、全軍に告げた。

「皆のもの!勝利は近い!かかれぇーーーーっっっ!!!!!」

この大敗戦に置いて、唯一の勝利を得たのだった。




こうして、辛くも安藤軍は逃げ延びることに成功した。

そして、この戦で絶対の窮地を救った齋藤家の軍師、竹中半兵衛の名前が広まったのだった。

2014/9/29以前に、この物語を読んだ方へ。

一部描写が抜けていた部分があり、3話を修正しました。

詳しくは活動報告のほうに書きましたのでご一読いただければとおもいます。



今回投稿まで多少空いてしまいました。

それというのも読んでいただければわかるとおもいますが、今回長いです!


あと折角の戦国物の戦争シーンなんだから盛り上げよう、盛り上げようとおもって色々試行錯誤してたら結構時間かかってしまいました。

楽しみに待ってくださっていた方には申し訳なく思います。


さて次話ですが、恐らくメインヒロイン?登場(予定です)です。

精一杯かわいく書くつもりですが、かわいくないヒロインが生まれたらご愛嬌ということで。


評価を頂けたり、ブックマークを頂けた方、励みにさせていただいております。

この場を借りて感謝の言葉を述べさせていただきます。

ありがとうございます!


それではまた次回!

またお会いしましょうー。


2014/10/03 改稿

指摘頂いた誤字(誤表現?)を修正致しました。

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