プロローグ〜コピーしてしまった
久しぶりに新作を書かせていただきました。よろしければお読みになってみてくださいませ。SFといえのかなんというのか。いろいろな展開を考えております。どうぞ宜しくです!
雑誌の懸賞で当選した賞品、【近未来型3Dプリンター】が、ついに俺の部屋に届いた。
それは、まぁ巨大な機械であって、大型スリードア冷蔵庫くらいの大きさはゆうにあった。それは俺の部屋の五分の一ほどの面積を占めることとなった。
俺は早速例の3Dプリンターを使ってみた。何の計画もなしに。
ヴーン ゔーんという機械音を聞いた数秒後に、俺のコピー品は出来上がった。
コピーし終わったあとの機器は、沈黙するように静かになった。
俺は驚いた。 俺自身のコピー品は、オリジナルである 俺と瓜二つであり、俺自身にさい それが コピー品であることは思わせなかった。完全に俺の分身だ。
俺はその俺自身と言える有機体に触れようとした。その感触を確かめたかったのだ。
ところがそこで悪いことが起きた。俺がそれに触れた瞬間だ。それが良くなかったらしい。俺の分身はそれでたいそう 驚いたようなのだ。くれた瞬間に効くと激しく体を痙攣させ、コピー機のコピー代から 飛び降りたのだ。そして いきなり俺に殴りかかり、そのまま 俺を部屋の床に倒すと、階段を降りて行き 外に出て行ってしまったのだ。
浦添 探さなければならないと一瞬思った。見た目そっくりな俺の相談することは俺の することだ。何でもかんでも 好きなようにされては困る。俺の名誉に関わるから。
殴られた頬を撫でた。
そして俺の分身の捜索に思いを馳せた。厄介なことになりそうだ。なんてことをしてしまったんだ 俺は!これからしばらく 困難が続くだろうと思われた。
果たしてその予想通りの展開になるのであろうか?
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。軌道に乗るかどうか分かりませんが、頑張ってみます 。どうぞ宜しくお願い致します!