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実らない花

蕾に雪が舞い、「僕と同じかな」なんて思う。


大好きだよ、と何回伝えただろう。

ありがとう、と何回返されただろう。


最初は目を見てそんなこと言えなかった。だけど時が経つにつれ、数を重ねるにつれ、簡単に言えるようなった。こんなにも軽薄な愛に変わってしまった。


君が幸せなら、笑っていられるなら嬉しいけど、他の誰かがそうさせていることは耐えらない。


隣にいるのは僕じゃないと嫌なんだ。


寂しさを吐露する文学も、ただのラブレターになる。こんな風に。

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