暦から見る2024年【甲辰】 今年はダイナミックに出来事が起きる!
筆者:
2作品目ですが、あけましておめでとうございます。
さて、元旦のエッセイでは今起きている事象から2024年予測を行いましたが、
今回は占いチックに“暦“や”干支“から2024年の政治予想を行いたいと思います。
古来より、効率的な農業の指針や災害予測、人生に迷ったときの羅針盤としてなど、物質・精神を問わずさまざまな用途で活用されていたようです。
大体星の巡りが同じだと数奇なことに似たようなことが起こりがちなのです。
質問者:
2024年は確か甲辰と呼ばれる年ですよね。
筆者:
陰陽五行においては「ダイナミックに物事が動く」年と言われています。
「甲」は「木の兄」とも表記し、これは「木の陽」を意味しています。
急成長、寛大、屈曲、発展といったことを表しています。
「辰」は十二支の5番目で、草木の成長が一段落し、整った状態を表しています。
「甲辰」降り注ぐ日の光を全身で浴びている中春のイメージと思って良いでしょう。
質問者:
「春の訪れ」と言う感じなんですね。
筆者;
60年前の甲辰に起きた主な出来事としましては、
〇政府関係、業務渡航、留学だけに限られていた海外旅行が自由化。(4月1日)
〇東京・町田市商店街に米軍機墜落、住民4人死亡(4月5日)
〇新潟地震で26人10月死去(6月16日)
〇神奈川県大和市に米軍機墜落、4人死亡(9月8日)。
〇東海道新幹線開通(10月1日)
〇昭和の東京オリンピックが開幕(10月10日)
〇池田首相(当時)が体調不良のために辞意を表明(10月25日)
〇佐藤栄作内閣成立(11月9日)
〇ソニー、家庭用ビデオテープレコーダー発売(11月17日)
〇公明党結成(11月17日)
このようなことが起きました。
質問者:
3つ目の話ですが、早速元旦に地震が起きてしまいましたね……。
米軍機が2回も墜落して死者まで出ているんですね……。
筆者:
去年も自衛隊ヘリ墜落、米軍機墜落がありました。
今回ももしかすると軍事的な何かが起きるかもしれません。
武器輸出をアメリカに初めて行いましたし、ロシアなどが“報復”してくる可能性もありますね。
自民党宏池会の祖とも言える池田勇人元首相が健康不良で辞任しています。
岸田首相は宏池会ですし、
もしかすれば、自民党総裁選もありますし首相交代の可能性ありますね。
質問者:
今のところは「岸田降ろし」すらないですが、どうなのか分かりませんからね……。
公明党誕生もこの年だったんですね。
筆者:
結党したのは去年ですが百田尚樹氏が日本保守党が去年誕生しました。
既存政党に不満がある方は多いと思うので、もしかしたら更なる新党の結党や再編などが行われるかもしれませんね。
ビデオレコーダーができたのがこの年なので今の世の中ならAIやVRでの技術が出てくるかもしれませんね。
質問者:
12年前の辰年では何があったんですか?
筆者:
2012年は
〇家電量販業界では再編が加速、ビックカメラがコジマをヤマダ電機がベスト電器を買収
〇国内の原発すべて停止(5月5日)
〇欧州債務危機で日本株価も8500円割り込み(6月1日)
〇消費税増税案が成立(6月26日)
〇李明博大統領による竹島上陸により日韓関係悪化(8月10日)
〇ロンドンオリンピック開幕(8月12日)
〇衆院選挙で自民党が296議席を獲得し、大勝(12月16日)
〇安部政権が誕生(12月26日)
注目は「3・11」の翌年だったので原発稼働が日本でゼロになりました。
ただ、当時は円高だったために何とか化石燃料の輸入の影響はまだマシだったのですが
今の状況でエネルギー問題が起きたら致命的ですね。
質問者:
債務危機についても気になりますね……。中国の不動産業界は危ないんですよね?
筆者:
アメリカも銀行が去年は3社、スイスも1社倒産しました。
今年も何か大きなことが起きれば連鎖倒産しかねません。
ただ、中国は国債を発行しまくって資金注入をしていますから数年前から「不動産業界が危ない!」と言われながらも潰れていませんので何とも言えないですね。
質問者:
確かに……。
筆者:
それより2012年には領土問題(竹島)が起きたことの方が気になりますね。
日本の尖閣諸島はあまり話題になっていませんが日々中国の圧力が強まっています。
もしかすると「実効支配」まで行ってしまう可能性がありますね。
質問者:
そして台湾進攻への足掛かりになってしまうのですね……。
筆者:
次にカレンダーの日付と曜日が完全に一致している(ただし祝日は異なる)、1996年を見てみましょう。
〇不良債権処理策に対する世論の反対に耐えかね村山内閣が突然辞任表明し、
第一次橋本内閣が成立(1月11日)
〇大阪府堺市でO157による集団食中毒が発生。学校給食によって、患者数は児童7,892人を含む9,523人にのぼり、3人の児童が亡くなる(7月13日)
〇福岡空港でガルーダ・インドネシア航空機が離陸に失敗。乗客3名が亡くなり、18名が重傷を負う(6月13日)
〇民主党が結党され菅直人が代表に就任する。(9月29日)
〇衆院選挙が行われ、自民党が239議席を獲得し第一党に復帰。
この選挙は小選挙区比例代表並立制で行われた初の選挙だった(10月20日)
質問者:
2012年も政権交代がありましたけど、1996年も政権交代が起きたんですね……。
筆者:
かなり唐突だったみたいですけどね。
その割には同じ日に橋本内閣が成立しているので自民党との間で“密約”か何かあったのかもしれませんね。
2012年も民主党は敗北がほぼ確定しているのに解散総選挙に打って出たので、
「唐突な辞任」ともいえる気がしますのでここまで挙げた3つに共通していることかもしれないですね。
政治的に大きな変動が起こることはかなり共通していると思います。
質問者:
自民党総裁選前後に選挙があるかもしれませんよね……。
筆者:
そして憲法改正に突き進む可能性がありますね。
緊急事態条項については国民の主権をしかねないので全力で反対したいと思います。
甲辰の意味を振り返ると「春の日差しが、あまねく成長を助く年」と言う意味もあることから、
こうした政治の変革の流れはビジネスチャンスでもあります。
今の世の中、AIやVRなどを活用して大きな革命が起きてもおかしくはないでしょうね。
ただ、「春の日差し」は成長を促す一方、雑草などが伸びすぎて管理が非常に大変になります。
やはり、上手い事やらなくては逆に【大惨事】になってしまう可能性があります。
質問者:
まさしく時代の転換点に私たちはいるかもしれないんですね……。
筆者:
それを生かすも殺すも僕たち次第な気がします。
最新テクノロジー系統の話も出来たらいいなと思っていますね。
と言うことでご覧いただきありがとうございました。
今年も政治系統のエッセイを書いていきますので改めて本年もよろしくお願いします。