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モンスター娘とサラリーマン

作者: 暁 ケンヂ

ミーア 「 いつか一緒に同じ職場で働いて、恋人になろうね。」

 

 ジリリリリ。目覚まし時計のアラームが騒がしくなる。

 たかし「懐かしい夢を見た。」僕は、たかし。22歳の会社員。男。大学を出てから、新卒で保険会社に事務職として働いてる普通のサラリーマンだ。今は、実家暮らしで、両親と3つしたの妹と一緒に生活している


 妹「にいにい、今日から仕事でしょ。初日だし、早く出ないと遅刻するかもよ」

 たかし おはよう。お前はお母さんかよ。」

 たかし「母さん、朝ごはんは?」

 母「母さん、眠いから、食パンにジャムでも付けて食べて。」

 朝から、小麦色の食パンに、イチゴの赤いジャムをナイフで塗りたくって食べる。甘いので、お気に入りだ。

 

「美味い!美味い!」 


最近はワープ装置があるので、職場は5分ほどでつく。


「おはようございます!」


先輩スライム「おはよう」

先輩は、髪の毛が水色で、人型をしている。体は青く、ファンタジーに出てくるやつとイメージはそんなに変わらない。

 先輩スライム「ほらここ、事務手続きに使う書類の記載漏れがあるよ、これだと事務の人が処理できないから弾いといて。」


この人胸がスライムだから大きくてこっちに当たるからいつも視線に困るんだよなー「あれれ、どうしたのかなー体ナニがカチカチコチコチしてるのかな?」


たかし「ほっといてください。」

先輩スライム「ごめんごめん。そういえば人事が君にメールを送ってたから読むよう言ってたよ。」


人事a「残念だけど、君のスキルではここの会社には実力不足だよ」

 書類選考のメールでいわゆるお祈りメールの文章に理由を書かれてた。

 自分の能力を否定された気がしてとても苦しい。自分が人材として必要とされてない気がする

お局「あら、主人公君じゃない。どうしたのかしら?その表情からしてさっきの面談では、良い話がなかったみたいね。ご愁傷様。」

「仕事サボって嫌味ですか?人事に伝えますよ?」

「あー、やりかけてた仕事あったの思い出したわ。お疲れー。


主人公「だめた、今の僕のスキルじゃあミーアの職場に行けるだけのものじゃない」それに、今の職場を辞めたら、それまで一緒の釜の飯を食べてきた同期や同僚と離れることになる、選んでくれた人事や社長の期待を裏切ることになる。僕はどうすればいいんだ!

 

 セミナー「全社会人のスキルアップを目指す!」この人はだれだろう。ネットで調べてみるかセミナーの人、「立花透たちばなとおる」経歴、新卒で大手転職エージェントで3年働いたのち独立、現在は自社で転職など、社会人のキャリアをサポートする仕事を主にセミナー、情報発信、カウンセリングをしている。

 たかし この人に、今の自分の悩みを相談してみるか、値段も4000円とそこまでしないし、とにかく答えが欲しい。


「来週の土曜日にやるのか、週末は、休みの人多いし、そういう配慮かな?」

 立花「あ、こんにちはようこそ、セミナーへ。」

 大々的に会場の中は白い壁に、白い色の長机と、緑色の折りたたみ式の椅子が二つずつ置かれている。真ん中にはプロジェクターがある、

 司会席には、pcとプロジェクターへの配線が置かれているのが見える。

 立花「それで、用件は?なるほど、好きな人の会社へ行きたいけど、書類で弾かれると。じゃあこうしようか。」


たかし、いきなり眩しい光が立ち込めて立花さんの姿が変わる。悪魔みたいなしっぽと耳が生えてる。

 立花「僕はインキュバスで、他人の精気が欲しいんだ。君からはモン娘の匂いがする。彼女たちは僕にとって最高のご飯なんだ、一時的に魅了の力を上げる。人事に使えば、文字上でも効果を出せるからこれで目的は叶うよ。」


たかし 「なぜそこまでよくしてくれるんですか?」

立花「「僕は、良質なご飯が食べたいのさ。セミナーの紹介文は建前で、その方がいろんな人と会えてモンスター娘にも会えるからねえ。報酬は君の知り合いのモンスター娘の精気を分けてもらえばいいよ。安心して、夢であって分けてもらうだけでntrとかはしないから。」


たかし「あっ、人事から試験のメールが来ました。やってみます!」

それから、会場を後にした。


人事からの試験が終わって1月がたった。メールが届いた。「書類選考の結果▲▲たかし様には、

ぜひ次の面接に進んでいただきたいと考えております。

面接に進んでいただける場合は、メールにてご返信いただければ、

面接日時を追ってご連絡いたします。」


ミーアが前から飛びついてきた。

 ミーア「必ず一緒にいようね!」


これから忙しくなりそうだ。

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