最後の日
掲載日:2022/02/04
これはとある星の小さな島国の話。その国は、周りが深い森に囲まれており、外の世界との交流が難しかった。しかし、自然に恵まれており、木の実や魚はもちろん、うまい肉も取れた。それはそれはみんな仲良く、平和に過ごしていた。その日もいつも通りの日常が過ぎていった。しかし、それは突然だった。どこからかサイレンが鳴ったと思ったら急に空が開いた。そんなわけない。そう思いもう一度空を見上げると、空が開き何者かがこっちをみていた。みんな何が起こったがわからず、逃げ惑っていた。空からチューブが伸び、逃げ惑う人々をどんどん吸い上げていった。あれからどれくらいだっただろうか、空が閉じ、生き残った人々はそれぞれ、泣いたり、状況が理解できずぼーっとしたり、丸くなって震えていたり、人を探したり、様々だった。周りをぐるり見渡していると、一匹の動物が寄ってきた。私は思わず、頭を下げた。




