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Rune town  作者: 暁 礼加
1/1

プロローグ

僕はルーファ・アルターデ・シュタイン。

みんなからはルーファと呼ばれている。


「ルーファぁー♪」

(こっ‥この声は…)

「何だよ…まだ朝だよ?」

「いーからっ!早く行くよー♪」


僕は引っ張られてぃった。

この子は僕の幼なじみのアシュレー・マルタ・ラリアールだ。


「っ‥ちょっと…何するんだよ、アシュレー!?」

「王様からの呼び出しよっ!」

「またなの‥?」


僕は無理矢理アシュレーに連れていかれた。


そして、僕とアシュレーはRune帝国の一番のお城、王様たちがいる所へ向かった。


「アシュレー、なぜ僕たちが呼ばれたんだ?」

「そんなの、私だって知らないわよ…。」


こんなことをずっと言いながら、僕たちはお城に着いた。


「やっと来てくれたか。」

「あ、はい。遅くなってすみませんっ。」

「大丈夫だ。まぁ、本題に入るとしよう。」

「はい。」

「で、話とは‥?」

「そのこと何だが…ついこないだ、アーカイドで大きな事件があったのは知ってるかね?」


アーカイドとは、この帝国のずっと北にある大きな街だ。


「は、はい。」

「それが、今日…また起こったらしい。」

「そうなんですかっ?」

「それも…今回は大変なことになってるらしい。もしかすると、この帝国まで来るかもしれないと。」

「止めなくては…」

「そうだ。そこで、君たちがこの帝国の代表としてアーカイドに行ってもらうことになったのだ。」

「そ、そうなんですかっ?!」

「急にで申し訳ないんだが…今日中には出発しなくてはならない。」

「でも、準備がまだ…」

「大丈夫だ。それは、もうしておる。」

「えっ?」

「それに、君たちだけではない。」

「そうなんですかっ?」

「僕も一緒に行きますよ。」

「カイルさん‥。」

「2人だけでは危険ですからね。」


カイルさんとは、王様の元に仕える人、カイル・ターニア・ライルソンさんである。


「武器もちゃんと用意していますよ。では、そろそろ行きましょうか。」

「あっ…あのっ!」

「どうしたんです?アシュレーさん。」

「一応…お母様たちにもこのことを告げたいんです!駄目…ですか?」

「そうですね。お二人共、きちんと挨拶してから出発しましょう。」

「やったぁ!ありがとうございます♪」


こうして、僕たちは一度、家に戻ることになった。


僕は家に入ってすぐに、お母様を呼んだ。

「ただいまー!ね、お母様…僕、王様にこの街の代表としてアーカイドに行くことになったんだ!」


タタタタタッ――――


お母様は走って来てくれた。

「ルーファ…そう、もうあなたはそんな年になったのね。」

「お母様‥。僕、頑張ってくるからね。」

「ええ…頑張ってきなさい。家のことは大丈夫だから…。」

「うん!ありがとう‥お母様。じゃ、行って来ます‥!」

「あっ‥ルーファ!ちょっと待ちなさい!」

「んっ??」

「はい、これ。私が大事にしていたお守り。」

「え‥いいの?」

「ええ。危険にあったとき…きっとこのお守りが助けてくれるわ。」

「お母様‥ありがとう!では、行って来ます!」


お母様は、笑顔で手を振って僕を送り出してくれた。

僕は、お母様を後に、王様のところへ急いだ!


「おーい!ルーファーっ!」

「ごめんごめんっ!遅くなっっちゃって。」

「いいですよ。ではそろそろ出発しなくては間に合いませんね。」


「カイルよ…必ず助けるのだよ。」

「はい、王様。では、行って参ります。」


僕たちは、こうしてRune帝国を出た。

ルーファとアシュレー、そして、カイルさんの3人は無事、アーカイドにたどり着けるのか!?

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