表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/1

いきなり第一位! 肉そば

早速ですがいきなり第一位からご紹介!


場所は天満橋。

といっても元片町と呼ばれる地域ですね。

天満橋の駅からだと10分以上歩かねばなりません。

最寄り駅はJR東西線の大阪城北詰。

電車で来られる方は2番出口をあがられるのが一番近いです。

車で来られる方は専用駐車場はありませんので裏のコインパーキングにでもどうぞ。


お店の名前は『蕎麦とラー油で幸なった。』天満橋店 ※私は勝手に本店だと思っています。


今は日本橋にも店舗さんがあるようで夜に行きたい方は日本橋店にでもどうぞ~私は言った事がありませんのでアシカラズ。

というのも現在コチラお昼だけの営業なんです。

――――――――――――――――――――

<※昼のみ営業(15時まで)別店舗日本橋は夜10時まで営業>

詳細はコチラで http://www.sakas1984.com/

――――――――――――――――――――


さてさて、このお店ちょっと変わったところがありまして……。

宮沢賢治の『注文の多い料理店』ではありませんが注文が……いや〝選択肢が多い〟です。

食べ()れるわけではないのでご安心を? いや食べれる(・・)のでご安心を!

そして、ソレとは逆のことを言うようですがメニューは〝肉そば〟しかありません!


まず(冷)or(温)を考えて決めてください。

しっかりとした太麺ですので堅いのが苦手な方は(温)を選択してください。

(温)と言っても常温らしいですがね(笑)


次に蕎麦の量を決めてください。しっかりとした太麺で並・大・特大(1枚・2枚・3枚だと思います)


更にトッピングを決めてください。

肉増し・とろろ・麦飯があります。肉増しで肉が倍増になりますし、とろろぶっかけもいいですし、〆の麦ごはんも最高です!


ね。注文が多いでしょ?

そのせいか毎日大盛況です!


※ちなみに全部いっちゃって〝特大・肉増し・とろろ+麦ごはん〟のスペシャルオーダーで1250円です。これを安いと言わずに何が安いのか!


それら全てが決まりましたら券売機で購入した半券を店員さんに渡して案内される席に向かいます。

お蕎麦が茹で上がるまで少々時間が掛かりますので〝この店の食べ方〟なるものを確認しましょう。

始めて行く方には絶対の必須の重要案件です!

机の上にいくつか紹介POPが置かれているので探します。

最近は色々あるみたいですが古くからある奴を抜き出しました。


――――――――――――――――――――

◆肉そばの美味しい食べ方◆

※必須 1、まずは、そのままのツユで

      秘伝の特製つゆをご堪能ください

お 2、天かすをトッピング。

      ガッツリ感UP

好 3、生卵を入れてください。

      まろやかさUP

み 4、自家製ローストガーリックを

      香ばしさUP

で 5、とろろ(¥100)との相性も抜群

      抜群の食感

※必須 6、〆はもちろん、特製生姜入りそば湯で ヘルシーな絶品ダシに変身! 飲み干してください。

      蕎麦とラー油で幸なった。

――――――――――――――――――――


ここで疑問に思われた方もいるでしょう。

急に出てきたワードがいくつかありましたね。


実は生卵・ローストガーリックは机の上に置いてあり使いたい放題! 無料なのです。

大阪らしくていいですね。

余談ですが和歌山ラーメンを食べに行くと〝ゆで卵と早寿司〟が机の上に置かれていますが食べるとしっかりお代金に含まれるのでご注意を!


先ほど紹介した◆肉そばの美味しい食べ方◆に基づいて食べればいいのですがココからは私流でご紹介させていただきます。


注文したのは肉そば並盛・肉増し・とろろ+麦ごはんです。


大きなどんぶりに盛られてお蕎麦が登場しました!

ツユはお揃いの器、湯のみ茶碗のような物です。


早速、たっぷりつけてズルズルッと行きましょう!

チョロとつけるのが江戸前? ここは大阪ですガッツリたっぷり行っちゃってくださいな。

濃厚なツユにラー油の後味辛みをしっかりと味わったら次に参ります。

天かすを木の匙で2杯ほど投入。

またズルズルを麺をすすります……すると麺に天かすが絡みついて上がってきます。

ここの天かすは丸い堅い物を使用しているのでツユに少々浸かったぐらいでは食感を損ないません。

ズルズルガリガリバリバリと頂きましょう。


そして、卵の出番です。

私は卵の黄身だけを投入し白身は逃がしました。

プルリとツユの中に落ちた黄身を箸でつぶしてかき混ぜます。

この時、天かすが減っていますので少し追加投入をします。

またズルズルと頂きました。

卵の甘みが加わりまろやかに感じます。そして使い投入した天かすと先に入れておいたしなりとした天かすが更なる食感のハーモニーを伝えてきます。


更に砕かれた自家製ローストガーリックを投入します。

奴はツユに浸されたことにより微かな自己主張を始めました。

またもやズルズルと品のない音を立てて口の中に投入します。

先ほどまでの甘みに加えてほろ苦い後味がラー油の辛みと巡り合いました。


辛すぎるわけでも全くないのですが更にとどめの〝とろろ〟の出番です。

とろろを器から半分投入します。

かき混ぜずに蕎麦の麺で上手くすくうように絡めとり頂きます。

まったりとした、それでいてヌメリを帯びた麺が口の中で暴れます。

ズリズリと呑み込むように麺を頂きます。


この時点でほぼほぼ麺は食べ終わっていますが残った麺をツユに掻き入れて蕎麦の完食を行います。


さて、机の上には手つかずの〝麦飯〟が残っています。

ある意味、主役:BOSSの出番です。


先ほどのツユに更に卵を投入しました。

白身をまた別の器に入れ、コチラは少し泡立つまでかき混ぜます。

その二つを麦飯にドバリと掛けます。

あとは一心不乱に食い尽くすのみです!

そもそものど越しの良い麦飯がツユと白身を味方につけて喉の奥に侵入してきました。

最早BOSSは神の如く進化を遂げ麺のようになり胃に収まります。

少しお腹いっぱいになっていても何のそのの勢いで完食を迎えました。


ご馳走様と手を合わせ席を立ちあがります。

『お幸せに~♪』と店員さんの声が掛かりお店を後にしました。


私は更なる幸せを求めて一つ離れた信号のある交差点角に向かい焼き芋を購入します。

これで〝おやつタイム〟もバッチリです!


※ナニワやきいも本舗(注:月曜定休日)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ