表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

メモ2 幻覚

作者: ほにゃこ

昨夜はじめてみた幻覚


深夜まで酒を飲んで床につき

まどろんで 目が覚めた


何かを探す夢の中で

私は何かに 右の手を噛まれた

しつこく しつこく 噛まれた

小指の付け根が痺れるように痛んだ


何とか 振り切り 目を開けて

暗闇をみると

私の左前 空の中に


小さな靄が形つくられ

じわりと 虫のようなものを 形成した


私は恐怖した

すぐに消える 気のせいだ でも

消えない

消えない じわじわと

確かに それは 容量を増して 大きくなってゆく


ゆらりと 尾をひるがえし

魚のような 海老のような

巨大な 太古の生き物のような それは

恐ろしいほどの 現実感を有しながら


ゆらりと尾をひねり

優雅に 闇に溶けていった


私は念仏を唱えて眠りました

これが 私のみた 幻です





単なる ある日のメモなのですが、詩みたいになってて面白いので投稿してみました。


タイトルもそのまんま(笑)


お酒飲んで寝ぼけてたんでしょうね。

こわかったです。


そういえば、

この日いとこが自転車事故で亡くなりました。

まだ33才でした。

何だか何かを暗示してたようで、恐ろしかったのを覚えています。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ