10日に一回! 子供が生まれる星に行ったんだ!
___2XXX年! 今では、簡単に何処でも誰でも宇宙旅行が
できるほど、旅行会社では好きな星に行けるようになったんだよ。
___最近の、宇宙旅行で行った星は、、、?
10日に一回! 子供がデキる星に行ってきたんだ!
・・・しかもね? 子供を産むのは、、、?
女性じゃないんだよ! 男性の人なんだ!
___この星の人達は不思議な体つきでね!
産まれた時は、みんな女の子なんだけど、、、?
・・・10歳を過ぎると?
今度は、みんな男の子に変わって行くんだよ!
___だけど? 20歳を迎える時に、、、。
男性になるのか? 女性になるのか? 選べるそうなんだ!
子供を産む期間も、大たい決まっているらしいんだ!
21歳~25歳までの間だけ!
___子供を産むのは男性だけ!
女性は、どうしているかというと?
・・・子育てをする “母親として” 子供を育てるんだ!
産むのは、男性だけど? 母乳はでないんだよ!
奥さんである女性が、子供に母乳を与えるんだ!
___しかもね?
10日に一回! 子供を産むから!
子育ても、必ず! 二人でしないと無理なんだよ!
どこの家庭でも、子供は少なくても50人以上はいるとか...。
必ず! 10日に一回! 産まれてくる訳でもないらしい。
そんなに、異常なほど子供が増える訳でもなさそうなんだ!
まあ、僕たち地球の人間からしたらさ? こんなに子供が産まれたら?
子育てが、大変だろうと思うのだけど、、、?
この星では? 子育て支援が充実しているらしいんだよ!
・・・中には?
子供に恵まれない夫婦もいるらしい。
その夫婦に、養子として子供を預ける夫婦もいるらしいんだ!
別にね! お腹を痛めて産んだ子を子供がデキない夫婦にあげた
訳じゃないよ!
子供が多い夫婦は、子供を育てていくのが大変だから、、、!
一時的に、子供がデキない夫婦に育ててもらうだけなんだ!
___まあ、その子にとっては?
“第二の家族” が出来るようなモノなるんだろうね!
養子に行った子供は、、、?
二つの家族の家に行き来して、生活をするようになるんだよ!
どちらも、彼らからしたら? 家族には違いないしね!
・・・それにね! 子供が多いお家は、、、?
100人以上もいるんだって!
___子供の名前を、覚えるだけでも大変だよね?
▽
___僕の名前は、【ニューライ】20歳になったばかりなんだ!
何故? 僕がこの星に行きたかったかというとね?
僕は、孤児院で育ったから、、、!
僕は、親に捨てられたんだ!
だから? 見てみたかったのかもしれない!
どんなに、子供がいても? 親は愛情を子供に注ぐ事が出来るのか?
僕の親は、僕にそうできなかったからね!
・・・それに? こんな僕でも、家族を持つ事が出来るのか?
それも! 確かめてみたいんだよ!
*
___でも、この星に着いて分かった事は、、、?
みんな一緒の顔をしていたんだ!
どの人が親で? どの子が子供なのか?
男も女も、みんな一緒の顔なんだよ!
・・・その前に、この顔! 何処かで見たような、、、?
完全に、おじさん顔の女性がたくさんいるんだよ!
地球人の僕には? ここの女性は、可愛く思えないんだよ。
まあ、中身が大事なのかもしれないよね!
・・・しかし? 子供が多い!
子供ばかりじゃないか!? しかも? 同じおじさん顔の子供達。
___初めは、不気味にも思えたのだけど、、、?
慣れてくると、楽しくなってきたよ!
ここの人達は、みんな楽しく生活しているんだ!
にこにこ笑って生活しているよ!
こんなに、幸せなら? 僕も星で、生活してみたいな~!
僕は、そう思うと? 直ぐにこの星の移住を決意したんだ!
*
・・・それから、数ヶ月後。
僕は、この星の移住者になった。
___この星の謎のおじさんに! みんなと同じ顔になったんだよ!
自動でね! この星の食事や1ヶ月もココに居れば、そうなるらしい!
今は、僕を養子にもらってくれた家の子供として!
幸せに暮らしているよ!
『___ねえ、お父さん! お母さん!』
『ニューライ! もうそろそろ、彼女を作って! 家族になりなさい!
そして、たくさんの子供を産んでね!』
『___うん!』
最後までお読みいただきありがとうございます。