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小品

与えて奪う

作者: 星野☆明美

コミックやゲームソフトやムック本やパンフレット、着物関連の帯や小物果ては住まい…

子どもの頃から着実に収集してきた宝物の数々。

ある日突然天災が襲って、全て手放す羽目になった。

命があっただけでも良しとしなければならないのだろうけど、喪失感が半端なかった。

恋愛も盛り上がっていたときは熱にうかされて幸せだったのに、時がすぎるとともに相手との関係に変化が出てきて、たしかにあった恋愛の手応えが、今は感じられなくなった。

これが年を取るということなのかな?

生まれてきて時間が経つにつれ、いろんなものがこの両手を通り過ぎてゆく。

どうしていつかなくなるのならば手元にそれらはやってくるんだろうか?

でも、生きている限り、巡り巡ってまた新しい何かがやってくる。

いつかは自分自身さえも消えゆく運命だけど、今、この一瞬、自分の手をじっと見つめて、生きているって実感する。

自分の意識が存在している間だけこの人生っていうお祭りを楽しもうと思う。

何か超越した存在が今日も私に与えて、そして奪う

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― 新着の感想 ―
[一言] 本当にそうですね。 ぐるぐる、世界は回っている。
2019/06/03 18:33 退会済み
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