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過ぎ去る日々の物語  作者: 海月 アリア
ダークエンジェル~森里幸枝~
7/7

新たなる人生

家庭不和であれていたサチ、ついに人のお金を盗んでしまう。

そんなときにクラブで怖い目にあい逃げ出したひょうしに交通事故に合ってしまう。

重症な傷を追ったサチを事故をおこしたトウマは保護をするが警察にいままでのことがばれて逮捕されてしまう。

久々にでる外の世界にサチは目を細める。

まぢめにやってきた

知らない世界で新たに

それはあの暗やみと狂った世界から出るための演技

我ながらよく演じた

完璧にまぢめな自分として

サチを引きとったトウマ自信はこなかったが代理の利通が様子を見に来た。


「優等生だったらしいな。」

トウマの住むマンションに着くと向かえたトウマがそう言って笑う。

アンティークの家具で統一された居間は変わらない。

机の上はビール缶と紙が散乱している

「ひどい部屋だな。サチさんこのロンリーウルフのめんどう頼みますよ。」

利通が苦笑する。

「ウルフて呼ぶな。もうあっちは辞めたんだ。」

テーブルの紙の山と雑誌をどけながら言う。

「紅茶でもいれてきます。この調子だとまた家政婦追い出したようだし。」

利通がキッチンに入っていく。

「追い出したんじゃなくて、ひまだしてるだけだ。」

ブツブツと言い分けしながら出てきた靴下を放り投げる。

「これ使いふるしっぽいけど?」

「だなあ、いっとくが俺が置いたんじゃねえぞ。こないだ来た知り合いの犬が置いたんだ。」

いいわけにしても苦しいいいわけである

サチは吹き出してしまった。

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