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過ぎ去る日々の物語  作者: 海月 アリア
ダークエンジェル~森里幸枝~
3/7

泥沼

父がいなくなった

今までおかれていたお金さえおかれなくなった

行き場所がなくて男のもとに転がり込んだ

そこから幸枝の運命は下り坂をくだりはじめた

「あなたは罪悪感ないの?」

目の前で怒りで涙を流す女

「罪悪感?私がなんであんたにそんな気持ちもたなきゃいけないの?」

「この……」

「なによ、ぶさいく。あんた面磨いてでなおせば。」

バン!

ドアを開け女性はでていった

「ヤッパリつらだけの男て最低。」

無造作に置かれたサイフと売れそうな物をかばんに押込み幸枝はそこをでた。

男は既婚者なのは知っていた

うまくいっていなくて別居していることも

こんなことにも慣れてしまった

道で拾う男なんてろくなのがいない

バカみたい…………

どうせあの男も平気で子供を棄てるだろ

また宿無しか

あいつてまぬけ?

大金にクレジットまで入ってるし

やつは気づくのは夜だろう

よしまずは使いまくってやろう


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