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橘蒼鬼の日常  作者: 狂血鬼
第1章  修行編
9/93

6 修行(まとめ)

多分この話で修行編は終わりです。

―――――――――数える気が起きなくなるほど後―――――――――――――――――


やっと終わったー!!!


「はい、よくがんばりました。」

「ありがとうございました!」


思えばたくさんすぎる神様達に教えてもらったな~

知識、武術、家事、鍛冶、魔法、機械、裁縫、畑仕事、教師、変装、記者、種族、美術、保健、星、メイド(執事)……………………………………etcetcetc。

ケルビムさん、太郎さん、ノメイさん、ハタルさん、臨時の(神様ではないということ)十六夜咲夜さん、ガトゥーさん、トロンさん、アロンさん、ネクロさん、ミコンさん……………………………………………………………etcetcetc。


神様ごとに口調や姿が全然違うからそこも楽しかったなー



「いやーここまでやるとは私でも思わなかったよ。」


ん?どういうことなんだろう?


「今だから言うけどね。蒼鬼君にも神になる才能なんてこれっぽっちもなかったんだよ。でも、それを尋常でない程の努力で覆したんだ。」


え?神になる?


「じゃあいままでのことは神になるための修行だったということなんですか?」


「うん、そうだよ。私もけっこう老いてきちゃってね~。そろそろ世代交代かな~ということで後継者づくりって訳だよ。ここまでいくとは思っていなかったけどね。あ、ちなみに、君の姉の冬夏ちゃんと妹の藍ちゃんには才能があるんだよ。神になるのは決定事項だよ。まあ、何の神になるかは決まっていないんだけどね。」


冬夏姉と藍は神になるのかー。それじゃあ一緒にいられるのかな?


「それは一旦おいといて、私からは君だけの……といっても、使える人は使えるようになるけど、魔法もしくは能力を創ってもらおう。」


「それは、どんなのでもいいんですか?」


「もちろんだよ!」


うーん、考えるとたくさんあるけど出来る限り絞ってみると………………2つかな。

まず、傷を癒しても血だけは戻らないから、血を操れる能力と、もし捕まった時とか両手がふさがっているときのために、髪を操れる能力がいいかな。


「その2つでいいんだね?じゃあ修行を始めようか!」



―――――――――1年後―――――――――――――――


一から創り始めるってとっても辛い。

ただその一言だけが表せる。


1足す1から始めて52783704×3984725をするようなものだよ!?

逆に1年で終わって自分でも凄いと思うよ……………………


「いやー凄かったね。まさか、血を操ってジャグリングすると思わないよ。」


「慣れるために色々とやった結果ですよ。」


「それでもだよ。最後に忠告しておくよ。その力は遊んだり自慢したりするものじゃない。神の力は世界を一瞬で壊す以上の強さなんだ。他の人を助けるためや神の手伝いのためならいいが、けっして甘ったれるな。そして君以上の人(神)はたくさん居るんだ。油断するな。いつか君や君にとって大切な人を狙われる時がくる。全て護れるぐらいいままで以上に強くなれ。そして、仲間を信頼しろ。まぁ、それぐらいかな。」


サクヤさんのこんな真剣な表情は見たことがない。

どれほど危険なことかが、よくわかる。心配もしてくれていてとても嬉しい。だからちゃんと応えなければいけない。


「はい!しっかりと死んでもその約束をまもります!」


「元気があってよろしい。じゃあついでにお知らせだよ。まず、中学一年生になったら手伝ってもらうよ。それまではリラックスしていてね。次に、君は恋愛感情がなくなってしまったようだね。原因は恋愛の神が君に襲いかかって女性が少し怖くなったからだよ。そして、この中(世界)は地球の世界より、何億倍ものはやさでうごいているから戻ったときには7月8日の朝ぐらいになっているよ。もちろん記憶や力を持ったままでそのままの体型でね。それと、中学一年生になったら、ご両親にサクヤって神知ってるか聞いてみなさい。」


ということはまた、いつもどうりに暮らせばいいだけか。


「それじゃあまたねー。あ、リミッターかけとかないと怖がられるから、かけておきなよー。」


「はい!それではありがとうございました!また、よろしくお願いします!」


やっと母さんや父さん、冬夏姉、藍に会える……………っ!!そう思うと泣けてきた。口調が変わっている気がするけど多少変わっていても大丈夫かな。起きたら最初に抱きつこう。不自然ではないように。




















―――――――某所某時刻―――――――――――――



「……………………行っちゃったか。……………はぁ、それじゃあ仕事も初めますかねー。………………………楽しくやっていればいいけどね。人生楽しく!それがモットーですよっと。」


女………いや、男は呟きながら出現した書類が山積みとなった机へと向かっていった。





次話から次の章ですがその前にちょっとだけ設定を。

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