12 修行その3
――――――――――修行(というより勉強?説明?)師:メイ―――――――――――
「それでは今日はおさらいとしてこの世界のことをサクラ様お願いします」
おっ、やーーーっと説明してくれるよ。ヤッタネ!待ってる間暇すぎて調べるところだったよ。
「はい。この世界はアイリーンといい、一般的な人族、獣の耳や尻尾がついている獣人族、耳が横に細長く美形が多い森人族、肌の色が青く目が赤い魔人族、少数の、腕などに竜の鱗がついていたり竜の尻尾がついていたりする竜人族などが暮らしています。」
へー。なんかちょっとテンプレだね。
「そして、大陸は少し歪な正方形となっており、右上(北東)が獣人族、右下(南東)が森人族、左上(北西)が魔人族、左下(南西)が少数の種族、そして中央に人族が暮らしています。そしてここは森人族と獣人族の地域に近い人族の地域です。」
「はい。よくできています。では、世界の事情をジーク様。」
さて、今回もワンブレスなるか?(笑)
「えーと……人族は度々かわる王様によって他の種族と敵対したり仲良くしたりしています。今は、仲良くしています。森人族は森の深いところに住んでいて狩りや採取をしてとった獲物を人族の市場で売ったり食材を買ったりしています。少しだけ傲慢性もあります。獣人族はほとんど人族と変わらない暮らしかたで、力こそ全てなので王様がよく変わります。魔人族はとても強く傲慢性が強いからなのか、世界を支配しようとしています。魔王となる者が産まれたとき、世界は魔王を倒すための勇者を準備します。」
……………………………ちっ。つまんなーい。
魔王が産まれたとき、神から神託みたいなのがくるのかー。そーなのかー(想像)。
「よく覚えていましたね。素晴らしいですサクラ様、ジーク様。それでは今日はここらで終わりにいたしましょう。」
「「ありがとうございました。」」
「………本当はここらは学園で習うことなんですけどね………………(ボソッ)」
聞こえてる聞こえてる。でも予習ができていいと思うよ。皆にもわかるしね。(皆って誰だよ)そりゃー読者様方だよ?
何かいいネタやイベントありませんか?