7 プロローグ
少し後日談も含まれています。
「おーい蒼鬼部活いくぞー。」
あの日、いや翌日、目を覚ましてまず、家族に抱きついた。何故だかとても涙が出てきた。不思議に思われたかもしれないが、どうでもよかった。これ以上は恥ずかしいからやめておく。
その日からクラスメイトに何か変わったねとよく言われたが、そうかな?と逃げた。まあ、これもおいておこう。
そして、いつの間にか自分の髪に魂が宿った………気がする。これまたいつの間にか髪がのびていて櫛ですいていると喜んでいる………気がする。というか、よく喋って話しかけてくる。まあ、意識に、所謂念話だな。
「ちょっと待ってー修」
佐藤修。こいつは近所に住んでいて家族ぐるみで仲がいい。よくゲームばっかりしていて頭が……………修のせいで冬夏姉と藍がゲームにはまるようになった。まあ、俺も少しははまったんだが。どうしよう?ニートにならないよね?
「蒼鬼行くよー。」
「蒼兄、はやくしないと逝くよ?」
「あーはいはい。逝かないように頑張ってますよー。」
ついでにあの日から藍がヤンデレのようになった。よくカッター装備してべったりしてくる。恋愛感情無いからそっけなく返していると刃を出して向けてくる。でも、一応死なないから扱いがなれてきた。
あの日から4年経って今中学一年生になった。入学式の日に両親にサクヤのことを聞いたら寂しそうにもう、来たのかと言ってから話し始めた。どうやら二人とも元はラーレンという世界の勇者と魔王だったらしい。この話を聞きたいならまた話す。
そして、今日は夏休み前の終業式の前日。
そういえば今年に何かあると言っていたが何なのだろうか。今更だが。長期休みのときにはやめてほしい。遊びたい、食べたい。
(大丈夫だよ。長期休み中にはやらないから~)
………には、ってなんだろうな。っていうか心読むんじゃねえよ。
――――――――――――翌日(終業式)―――――――――――
さて、今日は終業式だが、これはないと思う。
朝の会中、白い光が出てきて床には転移系の魔方陣がかかれていた。
途中、目がー!と叫んでいた生徒もいたが、多分目潰しされただけだろう。
だが、
クラスメイト全員で召喚されるのかと思っていた俺は、死んだ。
はっはっはーー。召喚されると思った?残念でした!死にます。
追記。
注意!この章は色々あってグダグダ感?つまらない気がします。特に18話とか………
気にしない方はとてもいい人です。気にする人も結局いい人です。後書きまで見てくれているんですから。