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第参話 古代兵器

まだ導入部

無理矢理感があろうがまだ導入部

今回物語の鍵となる言葉が出るか

夜の繁華街にて、酒を飲む一人の男が居た、ソイツこそが賄賂を貰い、冤罪を吹っ掛ける国会議員の一人、佐村である。

「ケッ!

仕事の後(と民衆苦しめた後)の酒は旨いぜ……ヒック」

彼は見事酔っぱらっていた、酒場には彼専用の席が儲けられており、そこで泡盛三杯飲んでいたようだ、そして満足したのか、酒場を出て、次の店へ行こうと歩いているが千鳥足だ

「(いくら飲もうが全て賄賂と税金で俺に金が戻ってくる、そして冤罪かける快感と酒!

これが俺の癒しよ……

愉快だな)」

酔っ払っていてもクズはクズ、彼はこの後裁きを受ける事を、誰も知らない。


一方で繁華街の建物の屋根で一人の少年が闇夜に紛れて構えていた、ソイツの名前は鬼流院カズマ、彼は佐村の行動を見ていた。

「(酔っ払っているな……

だが俺が待つのはその時ではない、奴が一人になった時だ……)」

彼は時を待っていた、ゆっくり、慎重に佐村の動きを追いながら、佐村が一人になるその時を……

そして時は訪れる、佐村が千鳥足でふらふらしながら路地裏に入ったのだ、カズマはその瞬間を見逃さず屋根から飛び降りた!

着地地点は、佐村の前だった

「!?

な、なんだぁおまぇは?」

カズマは、佐村をナイフで刺した

「ぐぇっ!?」

佐村がその場に倒れて悶えている所を背中にもう一本ナイフを突き刺し、止めをさした。

「クズに名乗る名などない……」

彼はナイフを抜きしまうべき部分にナイフをしまった。

こうして佐村は裁かれカズマはその場を去っていった。



一方でイヅナはビジネスタウンに来ていた、彼女はゆっくりと、一つのビルへと入っていく、それは彼女が標的となる企業の本社ビル、イヅナは受付に声を掛けられた。

「お客様でしょうか?」

彼女はゆっくり答えた

「はい、社長にお会いしたいのですが」

彼女は、身に付けているリモコンを気付かれぬように触り始めた。

「申し訳ありません、そのような約束は予約をとって頂かないと」

受付の言葉に対して

「一番塔、射出」

「!?」

イヅナの合図のような言葉の後受付の人は何処からともなく狙撃されて倒れた。

倒れた受付を物色し、イヅナはあるものを見付ける。

「|(あった……カードキー、これで自由に出入り出来る)」

彼女はそのままカードキーを使いエレベーターで一気に上まで登った、そこには社長と思わしき男が居た!

「!!!

曲者だ!

出会え出会え!」

男の叫びと共に警備員が数人くらい来た。

「やっぱり不審者はこうなるのね」

しかし彼女は予め先手を打っていた。

「二番塔、射出

三番塔、建築」

突然警備員の一人が脳天を撃たれ、声も立てずに即死、さらに社長の後ろに入りきる高さの塔が現れる。

社長はうろたえた

「そ、そのリモコン、まさか!?

古代兵器か!?」

古代兵器

それは、大昔に作られたと言われる人知を越えた力を持つ武器である、その内の一つをイヅナが所持していたのだ!

「そうよ、古代兵器、無線砲台、私が所持してるわ、ついでに三番塔、射出!」

「ぐふっ!?」

社長は撃たれた

「何ィ!?」

警備員達の驚きの叫び声の後

「野郎ォォォォォ!

ぶっ殺せェェェェェェ!」

一斉にイヅナに襲いかかる、しかし彼女は落ち着いて次々と内部と外部に塔を立てて

「対象物、標的、ロックオン!

無線砲台・一斉放火!!」

立てられた全ての塔から一斉に警備員目掛けて弾丸が放たれる、警備員達はなすすべ無く、焼き払われた。

「これで仕事も終わったわね……」

イヅナはゆっくり、エレベーターで下り、仕事を終えた。

帰り際に彼女はこの建物の周りに大量に塔を建築して、企業を葬り去った。

こうして彼女は本当に仕事を終えた。

翌日、それは二人の仕事は臨時の特別番組となり、全国に流れて、国の人は大喜びしたものが多かったという噂だという。


仕事を一足先に終えたカズマは拠点に戻ってきた。

「終わったぞ」

「お疲れ~、カズマ君

やっぱりいつも通り兵器は使わなかったんだね~」

「そうだな……

俺にとって今は使う必要がない……」

「それもそっか、でも気をつけてよ?

奴等の中にも兵器持ちが居るかもだからね?」

「考慮しておこう……」

リオとカズマの会話に割って入るように一人の青年が戻ってきた。

「……戻った」

「あ!

ラセツさんお疲れ様」

紫髪でサングラスを掛けている青年、それがラセツだ、ラセツは非常に口数が少ない、それ故か非常に強いらしい。

「鬼流院……帰りか?」

「そうだな、俺はついさっき任務から帰ってきた、やはり兵器を使う事が無かったがな、で、他の連中は?」

「……知らん……」

「そうか……」

彼等は師弟関係にあるが会話の際の口数が少ない、たったそれだけでコミュニケーションを取るのだ。

「後帰ってないのは四人ね」

リオの言葉に対し

「四人……?」

ラセツが返した

「いや~

今日新人が入ってね、綺麗な銀髪の美少女だったよ♪」

「そうか……

……ソイツの名前は?」

「確か……牙円イヅナって女の子」

「牙円……か……」

「知ってるの?」

「……………知らん」

リオとラセツの会話の中

「た、ただいま戻りました」

イヅナが戻ってきた。

「戻ったか……」

「は、はい、ところで、あなたは……?」

「……………ラセツだ……」

ラセツはイヅナに名乗った、イヅナはラセツを見て"無口でかっこいいがどこか怖い人"と思うだけだった。

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